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【天保小判買取】価値相場と見分け方、高く売れるおすすめ業者

天保小判買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。
天保小判買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。

天保小判について買取相場など解説します

このページでは次のような流れで天保小判の買取情報を中心について紹介します。

  • 天保小判の買取相場や見分け方の一覧
  • 天保小判を高く売れるおすすめ買取業者について
  • 天保小判の歴史などの詳細情報
  • 天保小判の正確な買取価格を知る方法

天保小判は複数の種類に分けられますので、それぞれの見分け方と買取相場も紹介します。

また、他の種類の小判については次のページで一覧で紹介しています。

動画にまとめていただきました!

天保小判の買取相場や価値について当サイトも参考にし、動画を作成いただきましたのでここでも紹介させていただきます。

天保小判の基本情報と買取相場をご紹介

天保小判
鋳造期間:1837年~1858年(天保8年~安政5年の21年間)
鋳造量(発行枚数):8120450両
素材::金56.77%、銀42.86%
天保小判は天保8年(1837年)から鋳造が開始された小判で、裏面右上に「保」の字が打印されているのが特徴です。そのため「保字小判」と呼ばれることもあります。発行枚数が多いため希少価値はそこまで高くありませんが、買取相場としては綺麗なものだと10万円前後まで期待できます。

天保小判「偶然大吉」の買取相場と概要

天保小判「偶然大吉」
買取相場
7万~35万円

特徴:「偶然大吉」とは、金座人が押した験極印が「大」で、吹屋棟梁が押した験極印が「吉」だったため裏面に「大吉」の文字が見られるものを指します。
天保小判だけでなく他の小判でも偶然大吉は存在しますが、どの小判でも希少価値は高く、買取相場も通常の小判より高くなっています。天保小判の偶然大吉の場合、綺麗な状態だと大体35万円前後までの買取価格が期待できます。

天保小判「献上判」の買取相場と概要

天保小判「献上判」
買取相場
15万~70万円

特徴:裏面の「大吉」の極印は縁起が良いとのことで、金座が幕府に献上するため、意図的に大吉を打印した「献上判」も作られるようになりました。献上用の小判なので市場には流通しなかったため、希少性は極めて高いです。買取相場としては、状態が良いものであれば大体70万円前後までの買取価格も期待できるほどです。偶然大吉との違いは「両替商の刻印の有無」「大名の収蔵印の有無」などで見分けることが出来ます。

天保小判の買取価格リスト

  • 小判の種類
    上品
    中品
    下品
  • 天保小判
    上品
    8万円~10万円
    中品
    6万円~8万円
    下品
    2万円~6万円
  • 天保小判(偶然大吉)
    上品
    22万円~35万円
    中品
    15万円~22万円
    下品
    7万円~15万円
  • 天保小判(献上判)
    上品
    50万円~70万円
    中品
    35万円~50万円
    下品
    15万円~35万円

天保小判買取におけるおすすめ買取業者

天保小判は高価買取が期待できるお宝古銭ですので、優秀な古銭買取業者に依頼をする事は非常に重要です。もし、天保小判の買取を考えている場合は次の古銭買取業者を強くおすすめします!

  • 古銭買取福ちゃん

    福ちゃんの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 8.0 ポイント8
    買取価格(記念硬貨) 7.5 ポイント7_5
    顧客対応(サービス) 8.0 ポイント8
    対応のスピード 7.0 ポイント7
  • バイセル(旧スピード買取.JP)

    バイセルの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 7.0 ポイント7
    買取価格(記念硬貨) 7.0 ポイント7
    顧客対応(サービス) 6.0 ポイント6
    対応のスピード 8.0 ポイント8

天保小判について歴史や詳細情報

天保小判

天保小判は1837年(天保8年)に通用が始まった小判で、その後21年間に渡って使用されました。

天保小判は、裏面の右上に「保」の字が打印されているのが特徴で「保字小判」とも呼ばれています。

金品位を上げるという名目で改鋳したので素材は金が56.77%、銀43.23%と、文政小判(金56.05%)より僅かに金の含有率は上がっているのですが、量目(重さ)が減ったため使われている金の総量としては減っており、実際はその改鋳による利益(出目)を目的とした改鋳でした。

ちなみに、小判の規定量目は三匁(11.22グラム)であり、以前に使われていた文政小判(13.11グラム)より1.89グラム削減されています。

天保小判金の歴史と発行経緯

元文小判文政小判への改鋳により幕府の財政は安定しましたが、1833年からはじまった長雨・洪水・冷害による「天保の大飢饉」により幕府の財政は再び悪化します。

そこで、老中・水野忠成は再び出目目的による小判の吹替えを行い、鋳造されたのが「天保小判」です。

これまでの小判は全て手作業で作られていたのですが、天保小判からはローラーによる延金が行われるようになったので、綺麗に均一な小判が作られるようになりました。

また、金の含有量は低くなったのですが、色揚げ(表面を処理して綺麗な金色に仕上げること)が丁寧に実施されたため、今までの小判と比べて見栄えが良くなりました。

天保小判を鋳造するにあたり、名目上「金の品位を上げる」という目的で作られたました。

実際、改鋳により金品位は上がりましたが、僅かに上がった(0.72%の上昇)のみで、逆に量目(重さ)は1.89グラムも下がりましたので、金の含有量自体は下がりました。

この改鋳による益(出目)で、幕府は再度、赤字を埋め合わることに成功しましたが、市場に出回る貨幣の量が増えたことによって、やがては物価が上昇し、激しいインフレを招くことになります。

小判ページの一覧

当サイトで解説している小判の一覧は次の通りです。(※小判リンクをクリックするとページ移動します)

発行年度順:小判一覧リスト

天保小判の正確な買取価格を簡単に知る方法

メール査定がおすすめ

このページで説明したのは、あくまでも「天保小判の目安の価値と買取相場」ですので、天保小判の買取価格を正確かつ簡単に知る方法をご紹介します。

それは、古銭買取業者にメール査定を依頼する事です。

天保小判含めた古銭類は写真があればかなり正確な査定が可能ですので、買取業者の問い合わせフォームから写真を添付して送る事で、簡単に買取価値が明らかになります。

そして、天保小判は状態によっても買取相場が大きく変動しますので、画像を見て査定してもらえるメール査定は状態も考慮した上で天保小判の正確な買取相場を知る為の最善の方法なのです!

古銭をメール査定してもらう方法やおすすめの古銭買取業者は、こちらを参考にしてください

今月のおすすめ業者!

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