古銭買い取り業者徹底比較!

【万延小判買取】価値相場と見分け方、高く売れるおすすめ業者

万延小判買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。
万延小判買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。

万延小判について買取相場など解説します

このページでは次のような流れで万延小判の買取情報を中心について紹介します。

  • 万延小判の買取相場や見分け方の一覧
  • 万延小判を高く売れるおすすめ買取業者について
  • 万延小判の歴史などの詳細情報
  • 万延小判の正確な買取価格を知る方法

万延小判は複数の種類に分けられますので、それぞれの見分け方と買取相場も紹介します。

また、他の種類の小判については次のページで一覧で紹介しています。

動画にまとめていただきました!

万延小判の買取相場や価値について当サイトも参考にし、動画を作成いただきましたのでここでも紹介させていただきます。

万延小判の基本情報と買取相場をご紹介

万延小判
鋳造期間:1860年~1874年(万延元年~明治7年)
鋳造量(発行枚数):625050両
素材::金57.25%、銀42.35%
万延小判は万延元年(1860年)に鋳造された小判で、これまでの小判より圧倒的に小さいサイズから「雛小判」と呼ばれることもあります。古銭買取での相場としては、綺麗なものでおよそ7万円前後が期待できます。他の小判のように年代を示す極印が打たれていませんが、サイズの小ささから他の小判との見分けは簡単です。

万延小判「献上判」の買取相場と概要

万延小判「献上判」
買取相場
10万~60万円

特徴: 献上判(献上小判)とは、幕府に献上するための小判で、裏面には意図的に押された「大吉」の極印が確認できます。 希少価値があるため買取相場も高額で、綺麗な状態だと60万円前後の買取価格も期待できます。こうした献上判は将軍代替わりの際や年賀の挨拶などに定期的に金座から幕府へ送られていたもので、表面の打目装飾などもなるべく綺麗になるよう意識して作られていたとされています。

万延小判の買取価格リスト

  • 小判の種類
    上品
    中品
    下品
  • 万延小判
    上品
    4万円~7万円
    中品
    2万円~4万円
    下品
    1万円~2万円
  • 万延小判(献上判)
    上品
    45万円~60万円
    中品
    30万円~45万円
    下品
    10万円~30万円

万延小判買取におけるおすすめ買取業者

万延小判は高価買取が期待できるお宝古銭ですので、優秀な古銭買取業者に依頼をする事は非常に重要です。もし、万延小判の買取を考えている場合は次の古銭買取業者を強くおすすめします!

  • 古銭買取福ちゃん

    福ちゃんの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 8.0 ポイント8
    買取価格(記念硬貨) 7.5 ポイント7_5
    顧客対応(サービス) 8.0 ポイント8
    対応のスピード 7.0 ポイント7
  • バイセル(旧スピード買取.JP)

    バイセルの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 7.0 ポイント7
    買取価格(記念硬貨) 7.0 ポイント7
    顧客対応(サービス) 6.0 ポイント6
    対応のスピード 8.0 ポイント8

万延小判について歴史や詳細情報

万延小判

万延小判とは1860年から1874年にかけて、約14年間鋳造された江戸時代に入ってから10番目に作られた、江戸幕府が発行した最後の小判です。

非常に小さい小判で、著しくサイズが小さくなった小判という事から「雛小判」や「新小判」とも呼ばれています。

万延小判の最大の特徴は量目(重量)の低さで、規定量目は3.30グラムと、初期に鋳造された慶長小判(17.76グラム)の1/5以下の量目となっています。

万延小判には、他の小判のように年代を示す極印が打たれていませんが、圧倒的に小さいサイズなので、他の小判との見分けは大きさを見れば一目瞭然です。

更に、金品位も最低ランクで、金の含有量で比べると慶長小判の1/11.4にまで低下しています。

万延小判金の歴史と発行経緯

日米和親条約によって貿易が一部自由化したことで、日本と海外は貨幣をやり取りすることになりました。

そこで、日本貨幣と西洋貨幣の交換比率が定められることになったのですが、日本に不利な金銀交換比率に決まってしまいます。

日本からの金流出を食い止めるため、幕府は安政小判を発行しましたが、これまで外貨交換によって得をしていた外国商人の抗議にあい、僅か3ヶ月という短い期間で鋳造が停止してしまいます。

そこで、江戸幕府は再び改鋳による政策を行うことになりますが、この際に問題になっていた「金銀比価」を是正するという流れになります。

そして考えられた是正案が二つ、一つは当時流通していた「銀貨の量目(重量)を上げる」、もう一つは「小判の量目を下げる」と言うもので、前者の銀貨の量目を上げるというのは実は安政小判を発行した際の施策と同様の内容でした。

なので、結局のところ安政小判の際の貨幣状況をそのまま継続して鋳造すればOKという是正案が上がったのですが、この案を実行するには大きな問題がありました。

じつは当時の日本には金も銀も産出量が低下し続けた事で、「銀貨の量目(重量)を上げる」という事ができない状況だったのです。

そうなると、とれる是正案は「小判の量目を下げる」だけなので、量目が大きく下がった万延小判が発行される事になりました。
結果として、金銀比価は外国貨幣とほぼ等しくなり、金流出を抑えることは出来たものの新たに大きな問題が発生します。

万延小判に吹替えが行われる事で、額面の価値は1両でも金の含有量が大幅に減った、価値の下がった大量の貨幣が市中に出回ることになり、日本は再び激しいインフレに陥ります。

こうしたインフレが庶民の反発を高め、やがては攘夷運動へ発展していくこととなるのです。

これらの一連の流れは「金銀比価問題」「万延貨幣改鋳」などと呼ばれ、日本の歴史における転換点のひとつとして知られています。

小判ページの一覧

当サイトで解説している小判の一覧は次の通りです。(※小判リンクをクリックするとページ移動します)

発行年度順:小判一覧リスト

万延小判の正確な買取価格を簡単に知る方法

メール査定がおすすめ

このページで説明したのは、あくまでも「万延小判の目安の価値と買取相場」ですので、万延小判の買取価格を正確かつ簡単に知る方法をご紹介します。

それは、古銭買取業者にメール査定を依頼する事です。

万延小判含めた古銭類は写真があればかなり正確な査定が可能ですので、買取業者の問い合わせフォームから写真を添付して送る事で、簡単に買取価値が明らかになります。

そして、万延小判は状態によっても買取相場が大きく変動しますので、画像を見て査定してもらえるメール査定は状態も考慮した上で万延小判の正確な買取相場を知る為の最善の方法なのです!

古銭をメール査定してもらう方法やおすすめの古銭買取業者は、こちらを参考にしてください

今月のおすすめ業者!

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