【1銭硬貨買取】全種類・全年代の1銭硬貨の買取相場一覧(画像有り)

1銭硬貨の買取価格とおすすめ買取業者について

額面が「1銭」と書かれている硬貨は、明治・大正・昭和にかけて合計7種類発行されました。これまで発行されてきた1銭硬貨は硬貨の種類によってはもちろんですが、発行された年によっても価値のある年代が異なり、それぞれ古銭買取における買取価格がいくらかも異なります。

このページでは、今までに発行された【全7種類】の1銭硬貨について【全年代の買取価格】を一覧で紹介しています。

他にも、「未使用」や「美品」といった1銭硬貨の状態についてもご紹介していますので、1銭硬貨の買取価格やおすすめ買取業者をはじめとした、1銭硬貨の情報をお探しの方はぜひ参考にしてください！

他の額面の硬貨に関しては次のページも参考にしてください。

硬貨の買取相場一覧

1銭硬貨買取におけるおすすめ買取業者を紹介

1銭硬貨買取の際には優秀な古銭買取業者に依頼をする事で、特に手間をかけずにお手軽かつ安心に1銭硬貨の高価買取が実現可能です。

ですので、先に1銭硬貨買取におけるおすすめ買取業者をご紹介します。硬貨の買取は古銭買取業者が併せて行っているので、【おすすめ1銭硬貨買取業者＝おすすめ古銭買取業者】となっています。

古銭買取福ちゃん

福ちゃんの古銭買取データ早見表
買取価格(古銭)	8.0点
買取価格(記念硬貨)	7.5点
顧客対応(サービス)	8.0点
対応のスピード	7.0点

福ちゃんの詳細はこちら

バイセル(旧スピード買取.JP)

バイセルの古銭買取データ早見表
買取価格(古銭)	7.0点
買取価格(記念硬貨)	7.0点
顧客対応(サービス)	6.0点
対応のスピード	8.0点

バイセルの詳細はこちら

1銭硬貨の買取価格を簡単に知る方法

このページでは説明するのはあくまでも1銭硬貨の目安の価値や買い取り相場ですので、先に1銭硬貨の買取価格を正確に知る方法をご紹介します。

それは、古銭買取業者にメール査定を依頼する事です
これだけで専門家に1銭硬貨を査定してもらえます。

1銭硬貨は写真があればほぼ確実な査定が可能ですので、問い合わせフォームから写真を添付して送れば、すぐに買取価格は明らかになります。

1銭硬貨は状態によって価値が大きく変動しますので、正確に知りたいと言う方であればメール査定が価値を知る為にこの上ない程の最善の手段なのです！
特に、価値の高い1銭硬貨をお持ちであれば、複数の古銭買取業者にメール査定にて正確な査定をしてもらう事をおすすめします。メール査定であれば買取も簡単に断れますのでご安心ください♪

1銭硬貨をメール査定してもらう方法やお勧めの古銭買取業者は次のページを参考にしてください

おすすめ古銭買取業者一覧はこちら

メールの査定方法についてはこちら

1銭硬貨の買取相場と種類一覧

では、1銭硬貨の価値と買取価格、概要について一覧で紹介していきます。このページで説明する1銭硬貨の種類の一覧は次の通りです。また、「1銭硬貨の状態」や「エラー銭」についても併せて紹介しています。

※1銭硬貨の名称をクリック(タップ)でページ内ジャンプします

その他1銭硬貨について

1銭硬貨の状態について
エラー硬貨について

※硬貨の名称をクリック(タップ)でページ内ジャンプします。

1銭硬貨の価値と買い取り価格を紹介

竜1銭銅貨(硬貨)の価値と買取価格

発行年度:1873年(明治6年)～1888年(明治21年)

品位：銅:980、錫：10、亜鉛：10

量目・サイズ：7.13g・27.87㎜

竜1銭銅貨は、表面には竜図、裏には菊の紋章と「一餞」の額面がデザインされています。竜1銭銅貨における古銭買取での買取価格相場は、明治6年の硬貨・そして明治14年の「大四」と呼ばれる種類が高く、未使用レベルだと2万円を超える買取価格も期待できます。明治14年の大四に至っては、並品の買取価値も高いのが特徴のプレミア古銭です。

竜1銭銅貨の買取価格一覧リスト

年代

未使用

美品

並品
明治6年(1873年)

未使用

1万円～25000円

美品

600円～4000円

並品

100円～600円
明治7年(1874年)

未使用

5000円～13000円

美品

100円～700円

並品

10円～100円
明治8年(1875年)

未使用

5000円～12000円

美品

30円～500円

並品

10円～30円
明治9年(1876年)

未使用

5000円～12000円

美品

30円～500円

並品

10円～30円
明治10年(1877年)

未使用

5000円～12000円

美品

30円～500円

並品

10円～30円
明治13年(1880年)

未使用

3000円～8000円

美品

30円～250円

並品

10円～30円
明治14年(1881年)

未使用

5000円～1万円

美品

100円～30円

並品

20円～100円
明治14年(大四)

未使用

1万円～25000円

美品

2000円～6000円

並品

600円～2000円
明治15年(1882年)

未使用

3000円～8000円

美品

30円～250円

並品

10円～30円
明治16年(1883年)

未使用

3000円～8000円

美品

30円～250円

並品

10円～30円
明治17年(1884年)

未使用

3000円～8000円

美品

30円～250円

並品

10円～30円
明治18年(1885年)

未使用

3000円～8000円

美品

30円～250円

並品

10円～30円
明治19年(1886年)

未使用

3000円～8000円

美品

30円～250円

並品

10円～30円
明治20年(1887年)

未使用

3000円～8000円

美品

30円～250円

並品

10円～30円
明治21年(1888年)

未使用

2000円～5000円

美品

50円～500円

並品

10円～50円

稲1銭青銅貨(硬貨)の価値と買取価格

発行年度:1898年(明治31年)～1915年(大正4年)

品位：銅:950、錫：40、亜鉛：10

量目・サイズ：7.13g・27.87㎜

稲1銭青銅貨は、表は「一餞」の額面が稲のデザインに囲まれ、裏には旭日が採用されています。古銭買取での稲1銭青銅貨の買取価格相場は、明治33年・明治35年の硬貨が高く、未使用だと1万円以上の買取価格が期待できます。ただ、古銭市場での稲1銭青銅貨は並品の流通量が多いため、未使用品と並品では買取価格相場が大きく変わるのが特徴です。

稲1銭青銅貨の買取価格一覧リスト

年代

未使用

美品

並品
明治31年(1898年)

未使用

5000円～1万円

美品

200円～1000円

並品

40円～200円
明治32年(1899年)

未使用

5000円～8000円

美品

100円～800円

並品

30円～100円
明治33年(1900年)

未使用

6000円～12000円

美品

400円～1500円

並品

100円～400円
明治34年(1901年)

未使用

5000円～8000円

美品

100円～800円

並品

30円～100円
明治35年(1902年)

未使用

6000円～12000円

美品

400円～1500円

並品

150円～400円
大正2年(1913年)

未使用

1500円～4000円

美品

100円～400円

並品

20円～100円
大正3年(1914年)

未使用

1500円～3000円

美品

100円～400円

並品

20円～100円
大正4年(1915年)

未使用

1500円～3000円

美品

100円～400円

並品

20円～100円

桐1銭青銅貨(硬貨)の価値と買取価格

発行年度:1916年(大正5年)～1938年(昭和13年)

品位：銅:950、錫：40、亜鉛：10

量目・サイズ：3.75g・23.03㎜

桐1銭青銅貨は、表には唐草模様に「一餞」の額面、裏には桐がデザインされています。古銭買取で期待できる桐1銭青銅貨の買取価格相場は、発行された年によっても大きく変わります。中でも買取価値が高いのが昭和5年発行の硬貨で、未使用だと最大で1万円前後の買取価格も期待できます。桐1銭青銅貨の買取価格一覧リストは下記をご参照ください。

桐1銭青銅貨の買取価格一覧リスト

年代

未使用

美品

並品
大正5年(1916年)

未使用

2000円～5000円

美品

100円～1000円

並品

10円～50円
大正6年(1917年)

未使用

800円～3000円

美品

50円～600円

並品

10円～30円
大正7年(1918年)

未使用

500円～1000円

美品

10円～80円

並品

1円～10円
大正8年(1919年)

未使用

200円～600円

美品

10円～50円

並品

1円～10円
大正9年(1920年)

未使用

200円～600円

美品

10円～50円

並品

1円～10円
大正10年(1921年)

未使用

200円～600円

美品

10円～50円

並品

1円～10円
大正11年(1922年)

未使用

200円～600円

美品

10円～50円

並品

1円～10円
大正12年(1923年)

未使用

500円～1000円

美品

10円～50円

並品

1円～10円
大正13年(1924年)

未使用

200円～600円

美品

10円～50円

並品

1円～10円
昭和2年(1927年)

未使用

1500円～3000円

美品

100円～500円

並品

10円～50円
昭和4年(1929年)

未使用

2000円～5000円

美品

1000円～2000円

並品

300円～1000円
昭和5年(1930年)

未使用

5000円～12000円

美品

500円～1500円

並品

100円～500円
昭和6年(1931年)

未使用

500円～1000円

美品

40円～300円

並品

10円～40円
昭和7年(1932年)

未使用

200円～1000円

美品

30円～200円

並品

10円～30円
昭和8年(1933年)

未使用

200円～600円

美品

10円～80円

並品

1円～10円
昭和9年(1934年)

未使用

200円～600円

美品

10円～80円

並品

1円～10円
昭和10年(1935年)

未使用

150円～300円

美品

10円～30円

並品

1円～10円
昭和11年(1936年)

未使用

150円～300円

美品

10円～30円

並品

1円～10円
昭和12年(1937年)

未使用

150円～300円

美品

10円～30円

並品

1円～10円
昭和13年(1938年)

未使用

150円～300円

美品

10円～30円

並品

1円～10円

カラス1銭黄銅貨(硬貨)の価値と買取価格

発行年度:1938年(昭和13年)

品位：銅:900、亜鉛：100

量目・サイズ：3.75g・23.03㎜

カラス1銭黄銅貨は、昭和13年の1年しか発行されなかった硬貨です。表には菊・桐の紋章と「一餞」の額面、裏にはカラスが採用されています。カラス1銭黄銅貨の古銭買取価格相場は、未使用品で120円前後が期待でき、並品でも10～30円の買取価格が期待できます。約半年間しか製造されなかった古銭ではありますが、発行数は多くなっています。

カラス1銭黄銅貨の買取価格一覧リスト

年代

未使用

美品

並品
昭和13年(1938年)

未使用

100円～150円

美品

30円～100円

並品

10円～30円

カラス1銭アルミ硬貨の価値と買取価格

発行年度:1938年(昭和13年)～1940年(昭和15年)

品位：アルミ：1000

量目・サイズ：0.9g・17.60㎜

カラス1銭アルミ硬貨は、軍事物資調達のために廃止になったカラス1銭黄銅貨(上述)に変わって発行された、素材違いの1銭硬貨です。明治14年の”四”の中が「ル」に見えるものは「ル四」、角ばって見えるものが「角四」と呼ばれ、古銭買取における買取価格相場も異なります。カラス1銭アルミ硬貨の買取価格一覧リストは、下記をご覧ください。

カラス1銭アルミ硬貨の買取価格一覧リスト

年代

未使用

美品

並品
昭和13年(1938年)

未使用

600円～1500円

美品

50円～300円

並品

10円～50円
昭和14年(ル四)

未使用

800円～1500円

美品

150円～600円

並品

30円～150円
昭和14年(角四)

未使用

30円～80円

美品

5円～30円

並品

1円～5円
昭和15年(1940年)

未使用

30円～80円

美品

5円～30円

並品

1円～5円

富士1銭アルミ硬貨の価値と買取価格

発行年度:1941年(昭和16年)～1943年(昭和18年)

品位：アルミ：1000

量目・サイズ：0.65g・16.00㎜

富士1銭アルミ硬貨は、表面に富士と菊、「一餞」の額面がデザインされ、裏面には「一」と記されています。富士1銭アルミ硬貨は、昭和16年～昭和18年にかけて発行されていた硬貨ですが、昭和18年銘には重さが0.65gの硬貨と0.55gの硬貨が存在しています。古銭買取での富士1銭アルミ硬貨の買取価格一覧リストは、以下を参照してください。

富士1銭アルミ硬貨の買取価格一覧リスト

年代

未使用

美品

並品
昭和16年(1941年)

未使用

20円～60円

美品

10円～20円

並品

1円～10円
昭和17年(1942年)

未使用

20円～60円

美品

10円～20円

並品

1円～10円
昭和18年(1943年)

未使用

20円～60円

美品

10円～20円

並品

1円～10円
昭和18年(量目変更)

未使用

30円～70円

美品

10円～30円

並品

1円～10円

1銭錫貨(硬貨)の価値と買取価格

発行年度:1944年(昭和19年)～1945年(昭和20年)

品位：錫：500、亜鉛：500

量目・サイズ：1.30g・15.00㎜

1銭錫貨は、表面には「一餞」の額面が菊紋章を挟むように配置され、裏には縦書きで「大日本」と記されています。1銭錫貨は2年しか発行されていない硬貨ですが、発行枚数が多いため、古銭買取で買取対象となるものは極僅かです。ですが、価値は昭和20年銘の方が高い傾向にあり、他の古銭とまとめて売ることで買取価格がつく場合があります。

1銭錫貨の買取価格一覧リスト

年代

未使用

美品

並品
昭和19年(1944年)

未使用

20円～60円

美品

10円～20円

並品

1円～10円
昭和20年(1945年)

未使用

70円～300円

美品

20円～70円

並品

1円～20円

1銭硬貨の状態について

1銭硬貨は「未使用」「美品」などと呼ばれる状態に分けられ、これらの1銭硬貨の状態は1銭硬貨の買取価格に大きく影響します。

ですが、1銭硬貨の状態について「未使用」と「完全未使用」の基準はどう違うのかは意外と知らないものですので、1銭硬貨の買取価格を説明する前に1銭硬貨の状態の種類や1銭硬貨の状態の基準についてご紹介します。

ですが、注意点として1銭硬貨の状態は買取業者の査定員によっても判断基準が異なる事もあるので、詳しく1銭硬貨の状態を判断したい場合はメール査定を活用することをおすすめします。

1銭硬貨買取の「未使用品」について

1銭硬貨の「未使用品」状態とは、製造されたままの綺麗な状態の1銭硬貨のことをいいます。1銭硬貨は、明治・大正・昭和まで発行されていた古い硬貨で、未使用品であれば古銭としての希少価値はそこそこ高く、古銭買取での買取価格も期待できます。
未使用品であっても、どうしても製造の際に多少のキズはついてしまいますが、この製造時のキズが極僅かにしかない場合「完全未使用品」として分けられることもあり、未使用品の1銭硬貨よりも高い買取価格が期待できます。

1銭硬貨買取の「美品」について

1銭硬貨の「美品」状態とは、一見綺麗に見えますが、流通時のキズや汚れ・変色などがみられる1銭硬貨を指します。古銭的な価値は高いものの、未使用品・完全未使用品と比べると買取価格相場は下がってしまいます。
一度流通した1銭硬貨は基本的に、美品～並品クラスの硬貨として分類される可能性が高いです。ですが、美品の中でもキズが少なく綺麗な1銭硬貨は「極美品」と呼ばれるケースがあり、美品の1銭硬貨よりも買取価値が上昇します。

1銭硬貨買取の「並品」について

1銭硬貨の「並品」状態は、流通時のキズや汚れ、摩耗、変色などがある1銭硬貨のことをいいます。普通に流通していた1銭硬貨だと、大抵の場合は並品として分類されます。
古銭買取の注意ポイントですが、並品状態の1銭硬貨を磨いて綺麗にしても買取価格が下がる可能性が高いです！古銭買取で硬貨を買取してもらう場合、磨かずにそのままの状態で買取に出されたほうが、良い買取価格が期待できます。

1銭エラー硬貨の買取価格について

1銭硬貨は、明治・大正・昭和にかけて発行されていた硬貨で、これまでに7種類の1銭硬貨が発行されてきました。

1銭硬貨の価値は当時でいくらくらいだったのかといいますと、明治時代であれば1銭は大体200円くらいの貨幣価値があり、大正時代になると大体50円くらい、昭和に入ると1円くらいの価値になります。どの時代でもよく使われていた硬貨ですので、発行枚数も多く、1銭硬貨1枚で何万円ものプレミアが付く古銭は少ない状態です。

ですが、1銭硬貨の「エラー硬貨」となれば、買取価値はこの限りではありません。 額面が1銭の銅貨は、昔の時代に発行された硬貨か、あるいは戦時中の人手が少ない時代に発行された硬貨ですので、エラー硬貨も稀に発見されています。今は貨幣の製造技術向上に伴って、エラー硬貨が発見される確率は低くなりましたが、昔の1銭硬貨に至ってはエラーが比較的多く散見されます。

エラー硬貨は希少価値が高いため、古銭買取でもかなり高く買取されるケースが多く、通常品より買取価格が期待できるものとなります。古銭買取業者へ1銭硬貨を売るにあたっても、エラー硬貨の存在は買取価値を大幅に上げてくれるため、「硬貨に一見変わったところはないか」は、是非チェックしておきたいポイントです。

ここから先は、1銭硬貨で見つかったことのあるエラー硬貨を紹介していきます。

エラー1銭硬貨「陰打ちエラー硬貨」

買取価格:7万円～10万円

「陰打ちエラー」とは、刻印された硬貨に別の硬貨が重なってもう一度プレスされた硬貨で、両面が同じ刻印になってしまう特徴があります。このタイプのエラー硬貨は見た目も分かりやすく珍しいので、高価買取が期待できます。1銭硬貨などの古い硬貨に至っては発見される確率が高いのですが、それでもエラー硬貨の存在自体が希少なため、通常品より買取価格が見込めます。こちらの1銭硬貨のような鮮明な例だと、買取価格は10万円前後まで期待できます。

エラー1銭硬貨「印刷ズレ硬貨」

買取価格:2万円～3万円

1銭硬貨にも稀に見られる「印刷ズレ」エラーとは、印刷プレスがズレてしまい表面の図が大きくズレた硬貨です。このタイプのエラー硬貨はズレ方の大きさと硬貨の種類によって買取価格は大きく変わりますが、通常品よりも高い買取価格が期待できます。
こちらの1銭硬貨のように分かりやすいズレだと、買取価格は2～3万円前後も期待できます。更に希少な1銭硬貨や、もっと大きなズレがあれば買取価格は更に高額が見込めます。

エラー1銭硬貨「角度ズレ硬貨」

買取価格:5000円～1万円

「角度ズレ硬貨」とは印刷の位置が悪く、角度が大きくズレてしまったエラー硬貨です。現在の新しい硬貨では減少しているエラー硬貨ですが、昔に発行されていた硬貨では稀にあり、1銭硬貨でも発見されています。例えば100度以上傾いている大きな傾打エラーだと、買取価格は5000円～1万円前後も期待できますが、このタイプのエラーは硬貨の種類と状態、そしてズレ方の大きさによって買取価格は大きく変わりますので、古銭買取業者の写真査定を活用されることをおすすめします。

エラー1銭硬貨「片面打ちエラー硬貨」

買取価格:1000円～2000円

1銭硬貨にも稀に見られる「片面打ちエラー」とは、片面しか図柄が打たれていないエラー硬貨です。このタイプのエラー硬貨は見た目も分かりやすく珍しいので、高価買取が期待できます。1銭硬貨などの古い硬貨に至っては発見される確率が高いのですが、それでもエラー硬貨の存在自体が希少なため、通常品より高い買取価格が見込めます。こちらの例のような分かりやすい片面打ちだと買取価格は2000円前後が期待できますが、希少価値が高い1銭硬貨であれば更に高い買取価格も期待できます。

エラー1銭硬貨「二重打ちエラー硬貨」

買取価格:～500円

二重打ちエラー硬貨とは、その名の通り図柄が二重に打たれているエラー硬貨です。分かりやすさによって買取価格は大きく変わりますが、こちらも通常品より高い買取価格が期待できます。こちらの1銭銅貨は、元々の希少価値があまり高くない硬貨ではありますが、二重打ちのエラーがあることによって買取価格は500円前後まで期待できます。硬貨の状態が良かったり、希少性の高い1銭硬貨であればこれ以上の買取価格も十分に期待できます。

エラー1銭硬貨「ヘゲエラー硬貨」

買取価格:500円～1000円

ヘゲエラー硬貨とは、別名「はがれ」「めくれ」とも呼ばれ表面が紙を折ったようにめくれているエラー硬貨のことです。このタイプのエラーは見た目が良くないので、エラー硬貨の中では買取価格が付きにくいとは言われていますが、それでも通常の1銭硬貨より買取価格は期待できます。例えばこちらの1銭硬貨だと、ヘゲエラーがあることにより500円～1000円前後までの買取価格も期待できます。未使用レベルに綺麗な状態の1銭硬貨であれば、更に高額な買取価格も期待できます。

このような事例もあり、1銭硬貨の買取価格の判断はその時々による需要も非常に重要な事から、古銭買取業者でも流通経路の違いから買取価格が大きくぶれるとも言われています。1銭硬貨の買取価格の判断は一筋縄ではいかない為、見つけ次第一度古銭買取業者に相談してみる事をお勧めします。

相談するおすすめの古銭買取業者については、次のページで私の実体験から紹介しているおすすめ古銭買取業者を参考にしてみてください。