十円札の買取価格とおすすめ買取業者について
10円札は明治時代初期から発行されていて、これまでに全12種類の10円札が発行されてきました。(さらに2種類、未発行となった10円札があります。)
このページでは、全12種類全ての10円札の買取価格や概要を、画像付き一覧で紹介していきます。
ただし、半分以上の十円札には「和気清麻呂」がデザインされていますので、十円札を画像で判断する際には少し注意して確認しましょう。
また、10円札は明治初期から発行されている事もあり、古い時代の旧紙幣は買取価格に影響する「状態の判断」が難しくなりますので、先に「おすすめの古銭買取業者」と「正確に10円札の買取価格を調べる方法」をご紹介します。
また、他の「額面」や「券種」の旧紙幣(古紙幣)の買取情報はこちらも次のページも参考にしてください。
十円札の買取におけるおすすめ買取業者を紹介
10円札の買取は優秀な古銭買取業者に依頼をする事で、特に手間をかけずに安心に10円札の高価買取が実現できます。また、ネットによるWEB査定も対応してもらうことが可能な古銭買取業者なので、気になる10円札をとりあえず査定してほしい場合にもおすすめです。
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古銭買取福ちゃん
福ちゃんの古銭買取データ早見表 買取価格(古銭) 8.0点 買取価格(記念硬貨) 7.5点 顧客対応(サービス) 8.0点 対応のスピード 7.0点 -
バイセル(旧スピード買取.JP)
バイセルの古銭買取データ早見表 買取価格(古銭) 7.0点 買取価格(記念硬貨) 7.0点 顧客対応(サービス) 6.0点 対応のスピード 8.0点
10円札の買取価格を簡単に知る方法
前述のとおりこのページではあくまでも10円札の目安の買取価格ですので、先に10円札の買取価格を正確かつ簡単に調べる方法をご紹介します。
それは、古銭買取業者にメール査定を依頼する事です
これだけで専門家に10円札の買取価格を査定してもらえます。
10円札は写真があればほぼ確実な査定が可能ですので、問い合わせフォームから写真を添付して送れば、すぐに買取価格は明らかになりますよ。
特に、価値の高い可能性がある「エラー紙幣かな?」と思う10円札や、特殊なぞろ目・連番の10円札をお持ちであれば、複数の古銭買取業者にメール査定にて正確な査定をしてもらう事をおすすめします。メール査定であれば買取も簡単に断れるというのも地味におすすめなポイントです
10円札をメール査定してもらう方法やお勧めの古銭買取業者は次のページを参考にしてください
10円札(十円紙幣)の買取価格一覧リスト
今まで発行された10円札の買取価格と、いつまで発行されたか、今でも使えるのかなどの基本的な情報について、画像付き一覧で説明していきます。
このページで説明する十円紙幣の一覧は次の通りです。昔の古い10円札の種類や買取価値はいくらか調べたい場合などに参考にしてください。
10円札の種類・買取価格一覧
- 明治通宝10円札
- 旧国立銀行券10円札
- 神功皇后10円札
- 大黒10円札(旧兌換銀行券10円)
- 表猪10円札(改造兌換銀行券10円)
- 裏猪10円札(甲号兌換銀行券10円)
- 左和気10円札(大正兌換銀行券10円)
- 和気清麻呂・1次10円札(兌換券10円)
- 和気清麻呂・2次10円札(不換紙幣10円)
- 和気清麻呂・3次10円札(改正不換紙幣)
- 和気清麻呂・4次10円札(再改正不換紙幣)
- 国会議事堂10円札(日本銀行券A号10円)
上記の10円札の名称をクリックするとそこまでジャンプします。
10円札の価値はいくら?買取価格を紹介
明治通宝10円札の価値と買取価格
明治通宝10円札の買取価格一覧リスト
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紙幣の名称(種類)未使用美品並品
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明治通宝10円札未使用7万円~25万円美品4万円~7万円並品2万円~4万円
旧国立銀行券10円札の価値と買取価格
旧国立銀行券10円札の買取価格一覧リスト
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紙幣の名称(種類)未使用美品並品
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旧国立銀行券10円札未使用300万円~1000万円美品120万円~300万円並品60万円~120万円
神功皇后10円札の価値と買取価格
神功皇后10円札の買取価格一覧リスト
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紙幣の名称(種類)未使用美品並品
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神功皇后10円札未使用30万円~60万円美品12万円~30万円並品6万円~12万円
大黒10円札の価値と買取価格
大黒10円札の買取価格一覧リスト
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紙幣の名称(種類)未使用美品並品
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大黒10円札未使用50万円~150万円美品25万円~50万円並品12万円~25万円
表猪10円札の価値と買取価格
表猪10円札の買取価格一覧リスト
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紙幣の名称(種類)未使用美品並品
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表猪10円札未使用40万円~80万円美品20万円~40万円並品10万円~20万円
裏猪10円札の価値と買取価格
裏猪10円札の買取価格一覧リスト
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紙幣の名称(種類)未使用美品並品
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前期万葉(かな)未使用8万円~15万円美品3万円~8万円並品1万円~3万円
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後期(アラビア数字)未使用10万円~20万円美品4万円~10万円並品1万円~4万円
左和気10円札の価値と買取価格
左和気10円札の買取価格一覧リスト
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紙幣の名称(種類)未使用美品並品
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左和気10円札未使用1万円~2万円美品5000円~1万円並品1000円~5000円
和気清麻呂・1次10円札の価値と買取価格
和気清麻呂・1次10円札の買取価格一覧リスト
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紙幣の名称(種類)未使用美品並品
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1次10円札未使用300円~600円美品100円~300円並品額面~100円
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1次10円札(証紙付)未使用500円~1000円美品200円~500円並品50円~200円
和気清麻呂・2次10円札の価値と買取価格
和気清麻呂・2次10円札の買取価格一覧リスト
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紙幣の名称(種類)未使用美品並品
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2次10円札未使用250円~500円美品100円~250円並品額面~100円
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2次10円札(証紙付)未使用300円~600円美品200円~300円並品50円~200円
和気清麻呂・3次10円札の価値と買取価格
和気清麻呂・3次10円札の買取価格一覧リスト
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紙幣の名称(種類)未使用美品並品
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3次10円札未使用700円~1500円美品200円~700円並品50円~200円
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3次10円札(証紙付)未使用1000円~2000円美品300円~1000円並品100円~300円
和気清麻呂・4次10円札の価値と買取価格
和気清麻呂・4次10円札の買取価格一覧リスト
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紙幣の名称(種類)未使用美品並品
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前期4次10円札未使用3000円~5000円美品1200円~5000円並品500円~1200円
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前期4次(証紙付)未使用4000円~6000円美品1500円~4000円並品800円~1500円
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後期4次10円札未使用7000円~12000円美品2500円~7000円並品1000円~2500円
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後期4次(証紙付)未使用8000円~14000円美品3500円~8000円並品1500円~3500円
国会議事堂10円札の価値と買取価格
国会議事堂10円札の買取価格一覧リスト
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紙幣の名称(種類)未使用美品並品
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国会議事堂10円札未使用100円~200円美品50円~100円並品額面~50円
10円札の種類や人物は?10円札は今でも使える?
日本の10円札には上記でご紹介したように、合計12種類の10円札が発行されてきました。
明治・大正・昭和と長きに渡り発行されてきた10円札ですが、基本的に時代が古いものほど希少価値が高い傾向にあり、古銭買取でもプレミア紙幣として買取されています。
10円札の肖像画の人物は、ほとんどに和気清麻呂が採用されていて、その中には「表猪10円札」「裏猪10円札」と、一緒に猪が描かれている紙幣もあります。
これは、和気清麻呂が暗殺されそうになったとき、突然現れた猪(いのしし)の大群によって一命を取り留めた、という話を基にして、紙幣にも猪のデザインが加えられたそうです。
ですが、第二次世界大戦で日本が敗戦し、GHQの管理下に置かれるようになると、紙幣の額面やデザインに制限が生まれるようになります。よって、10円札のデザインは「国会議事堂」へと変更されました。
また、10円札には上記で紹介した12種類の他にも、未発行となった「は10円券」と「B10円券」が存在します。
「は10円券」は紙幣として粗末な作りだったので発行されず、「B10円券」は紙幣の代わりに10円青銅貨が作られたため、未発行のうちに終わった10円札です。ちなみにB10円券の肖像画人物には”大久保利通”が採用される予定だったそうです。
ちなみに、「10円」というと今でこそありふれた貨幣価値ですが、昔と今では物価が大きく異なるため、当時の10円紙幣はお金としてとても貴重だったのです。
時代ごとの10円の価値でいうと、明治時代の10円の価値は今でいう20万円前後の価値を持ちます。やがてインフレの影響で貨幣価値は変動しますが、最後に発行された10円札である国会議事堂10円札が発行された昭和20年代でも、大体10円=2万円くらいの貨幣価値でしたので、非常に高額な額面だったのが分かりますよね。
最後に発行された10円札である「国会議事堂10円札」は、1955年(昭和30年)4月1日に支払い停止日を迎えていますが、「支払い停止日」とは、あくまで日本銀行から市銀へと該当する紙幣の支払いを停止した日のことを指します。
そのため、”紙幣としての支払いが無効になる”というわけではありませんので、これまで発行されてきた10円札のうち、「国会議事堂10円札」は、今でも現行紙幣としての通用力を持っています。
なので、銀行へ持っていけば両替してくれますし、法的には買い物などの一般的な支払いで使用する事もできるので、発行当時は2万円相当の価値を持つ10円札でうまい棒を購入する事もできます。
ですが、国会議事堂10円札の古銭的な買取価値でいえば額面以上の買取価格が期待できますので、古銭買取業者で買取してもらったほうが得な場合があります。
問い合わせフォームに紙幣の写真を添付して、いくらで売れそうか質問すると、ある程度の買取価格目安を返信してもらうことが出来るので、使用するくらいなら一度相談してみるのもありですね
ちなみに、「国会議事堂10円札」以外の10円札は、既に失効してしまっていて、貨幣として使用できない10円札です。
ですが、古銭としての価値は額面より高い10円札ですので、処分するのではなく古銭買取業者へ売却を検討する事をおすすめします。
10円札をメール査定してもらう方法やお勧めの古銭買取業者は次のページを参考にしてください。