古銭買い取り業者徹底比較!

【正徳小判買取】価値相場と見分け方、高く売れるおすすめ業者

正徳小判買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。
正徳小判買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。

正徳小判について買取相場など解説します

このページでは次のような流れで正徳小判の買取情報を中心について紹介します。

  • 正徳小判の買取相場や見分け方の一覧
  • 正徳小判を高く売れるおすすめ買取業者について
  • 正徳小判の歴史などの詳細情報
  • 正徳小判の正確な買取価格を知る方法

正徳小判は複数の種類に分けられますので、それぞれの見分け方と買取相場も紹介します。

また、他の種類の小判については次のページで一覧で紹介しています。

動画にまとめていただきました!

正徳小判の買取相場や価値について当サイトも参考にし、動画を作成いただきましたのでここでも紹介させていただきます。

正徳小判の基本情報と買取相場をご紹介

正徳小判
鋳造期間:1714年(正徳4年の4ヶ月間)
鋳造量(発行枚数):213500両
素材:金85.69%、銀14.25%
正徳小判は正徳4年(1714年)に鋳造された小判ですが、不評だったため僅か4か月で製造が終了しています。見た目は慶長小判とほぼ同じですが、極印の「光次」の一部が繋がっているのが特徴です。希少性がやや高いため買取相場も高額で、状態が良い正徳小判だと150万円~250万円前後の買取価格も期待できます。

正徳小判「偶然大吉」の買取相場と概要

正徳小判「偶然大吉」
買取相場
相場なし(推定:300万円前後)

特徴:「偶然大吉」とは、金座人が押した験極印が「大」で、吹屋棟梁が押した験極印が「吉」だったため裏面に「大吉」の文字が見られるものを指します。他の小判にも見られますが、特に正徳小判の偶然大吉は希少性が非常に高いため市場に出るケースが少なく、相場が定まっていません。もし見つかれば、推定ですが300万円近くが買取相場として期待できます。

正徳小判の買取価格リスト

  • 小判の種類
    上品
    中品
    下品
  • 正徳小判
    上品
    150万円~250万円
    中品
    100万円~150万円
    下品
    50万円~100万円

正徳小判買取におけるおすすめ買取業者

正徳小判は高価買取が期待できるお宝古銭ですので、優秀な古銭買取業者に依頼をする事は非常に重要です。もし、正徳小判の買取を考えている場合は次の古銭買取業者を強くおすすめします!

  • 古銭買取福ちゃん

    福ちゃんの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 8.0 ポイント8
    買取価格(記念硬貨) 7.5 ポイント7_5
    顧客対応(サービス) 8.0 ポイント8
    対応のスピード 7.0 ポイント7
  • バイセル(旧スピード買取.JP)

    バイセルの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 7.0 ポイント7
    買取価格(記念硬貨) 7.0 ポイント7
    顧客対応(サービス) 6.0 ポイント6
    対応のスピード 8.0 ポイント8

正徳小判について歴史や詳細情報

正徳小判

正徳小判は徳川家宣の侍講として活躍した新井白石の案により、1714年(正徳4年)に作られた小判なのですが、評判が良くなく僅か4か月で鋳造が終了してしまった小判です。

その為、生産枚数も少なく、上述の偶然大吉に至っては買取市場への放出が確認されていないほどに希少性が高いものです。

表面には茣蓙目が刻まれ、上下には桐紋を囲む扇枠、中央下部には「光次」の極印がありますが、正徳小判の特徴のひとつが「光次」の字体です。

「光」の末画と「次」の第四画が重なる「重光次」のものが正徳小判とされていて、ついでに裏面の花押も小さめとなっています。

正徳小判金が作られるまで

幕府の財政難に伴って「慶長小判」→「元禄小判」→「宝永小判」と数回の改鋳を経た小判は、金品位(中に含まれている金の量)が著しく低下していました。

額面が1両と変わらないのに金の含有量だけが低下する事は通貨としての価値が下がる事を意味します。

そして、度重なる金品位の低下はインフレを引き起こす事になり、人々は大規模なインフレに悩まされることになります。

新井白石はこの事を憂い、インフレを抑えるため「最初の慶長小判と同じ品質の小判に作り直す」ことを考案し、これにより改鋳されたのが正徳小判です。

そのため、正徳小判の金品位は初期に流通していた慶長小判と同等の857とし、重さも慶長小判とほとんど同じ17.72gと定めました(初期慶長小判は17.73g)。

当時、慶長小判は別名”武蔵墨書小判”と呼ばれていた事が由来して、正徳小判も通称”武蔵判”と呼ばれるようになりました。

このように、今までの改悪とは異なり、確実に改善されたにもかかわらず正徳小判は人気が低く4か月という短い期間で鋳造が終了しました。

実は正徳小判は初期に流通していた慶長小判に倣って作られた小判なのですが、その頃市中に出回っていたものは三代目後藤庄三郎良重以降に作られた”品位が上がった慶長小判”で金品位が868でした。

含有率の差は1.1%ですが、この僅かな差により不満の声が噴出し、わずか4ヶ月で改鋳となってしまった短命な小判です。

ちなみに、「江戸時代の人々が金含有率のわずか1.1%の差異に気付けたのか」という話ですが、この頃の熟練工であれば試金石で金の含有率を知ることが出来ました。(試金石を使うと、小判をこすりつけて描かれる線の色で金含有量が判断出来ました)。

繰り返される改鋳と、それによる「一両」の価値の低下に市民は不満を持ち、どうしても幕府を信頼しきれなかったのかも知れません。

だからこそすぐに新しい小判の金品位を調べたのでしょう。

小判ページの一覧

当サイトで解説している小判の一覧は次の通りです。(※小判リンクをクリックするとページ移動します)

発行年度順:小判一覧リスト

正徳小判の正確な買取価格を簡単に知る方法

メール査定がおすすめ

このページで説明したのは、あくまでも「正徳小判の目安の価値と買取相場」ですので、正徳小判の買取価格を正確かつ簡単に知る方法をご紹介します。

それは、古銭買取業者にメール査定を依頼する事です。

正徳小判含めた古銭類は写真があればかなり正確な査定が可能ですので、買取業者の問い合わせフォームから写真を添付して送る事で、簡単に買取価値が明らかになります。

そして、正徳小判は状態によっても買取相場が大きく変動しますので、画像を見て査定してもらえるメール査定は状態も考慮した上で正徳小判の正確な買取相場を知る為の最善の方法なのです!

古銭をメール査定してもらう方法やおすすめの古銭買取業者は、こちらを参考にしてください

今月のおすすめ業者!

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