【古紙幣買取ランキング】高く売れる旧紙幣のトップ10をご紹介

高く売れる古紙幣(旧紙幣)ランキングトップ10

このページでは今までに日本で発行された古紙幣(旧紙幣)全種類の中から、特に高く売れる古紙幣10種類をランキング形式でご紹介します。

ランキングとして紹介している古紙幣(旧紙幣)は次のようなルールで紹介しています。

未使用・美品クラスの綺麗な古紙幣を前提とした買取相場
明治通宝以降に発行された古紙幣が対象
事例がなく、買取相場が算出できない古紙幣は対象外

※買取相場が算出できない対象外の古紙幣は以下の4種類です
「大黒100円」「めがね100円」「明治通宝100円札」「明治通宝50円札」

では、高く売れる古紙幣(旧紙幣)トップ10をランキング一覧でご紹介していきます！

もし、「全ての古紙幣の買取価格や概要を知りたい」や「古紙幣を買取してくれるおすすめ買取業者を知りたい」という方は次のページを参考にしてください。

古紙幣(旧紙幣)の買取情報一覧

おすすめ古銭買取業者一覧はこちら

古紙幣(旧紙幣)の価値・買取価格ランキングトップ10

1位:旧国立銀行券(20円札)

買取価格:3000万円

発行年度:1873年(明治6年)～1899年(明治32年)

額面の種類：20円札・10円札・5円札・2円札・1円札

旧国立銀行券は明治通宝と同時期に明治時代初期から発行された旧紙幣で、額面は5種類ありますが、どれも総じて希少価値が高いプレミア紙幣です。旧国立銀行券の中でも特に価値が高いのは20円札で、もし未使用クラスに状態の良いものが見つかれば最大3000万円までの買取価格も期待できる程です！

2位:日本銀行兌換券(200円札)

買取価格:800万円

発行年度:1927年(昭和2年)～1946年(昭和21年)

額面の種類：200円札・50円札

日本銀行兌換券は金融恐慌に備えて作られた古紙幣です。実際に流通させる目的はなく国民の混乱を避けるために作られたのでデザインも簡素で、裏面には何も印刷されていなく、通称裏白200円・裏白50円とも呼ばれています。どちらも価値が高い古紙幣で、裏白50円札は最大800万円前後、裏白200円は最大600万円前後の買取相場も期待できます。

3位:甲号兌換銀行券(100円札)

買取価格:500万円

発行年度:1899年(明治32年)～1939年(昭和14年)

額面の種類：100円札・10円札・5円札

甲号兌換銀行券は額面が100円札・10円札・5円札の3種類ありますが、組番号が漢字かアラビア数字かでも価値が異なります。特に甲号兌換銀行券100円(通称：裏紫100円)で、さらに組番号が漢字で書かれているものの価値は高く、こちらも未使用クラスのものであれば最大500万円前後の買取相場も期待できます。

4位:旧兌換銀行券(5円札・10円札)

買取価格:300万円

発行年度:1885年(明治18年)

額面の種類：100円札・10円札・5円札・1円札

旧兌換銀行券は絵柄に大黒が描かれているため、通称大黒札とも呼ばれる古紙幣です。特に5円札・10円札の価値は高く、最大で300万円前後までの買取相場が期待できます。そのうえ、旧兌換銀行券の100円札は買取事例がなく価格が付くとしたら時価のため、もし見つかれば1位の旧国立銀行券の買取価格を上回る可能性も高いです。

5位:改造兌換銀行券(10円札)

買取価格:300万円

発行年度:1890年(明治23年)～1939年(昭和14年)

額面の種類：100円札・10円札・5円札・1円札

改造兌換銀行券は100円・10円・5円・1円の4種があり、10円札の買取相場は最大300万円前後、5円札の買取相場もおよそ250万円前後までが期待できます。ですが、改造兌換銀行券100円札(通称：めがね鎌足・めがね100円札)はこちらもプレミア価値が高すぎて相場は時価になるため、もし見つかれば1位の買取相場を上回る可能性も大いにあります。

6位:乙号兌換銀行券(5円札)

買取価格:300万円

発行年度:1886年(明治19年)～1939年(昭和14年)

額面の種類：5円札

乙号兌換銀行券は額面が5円の1種しかなく、左部分に大黒天の透かしが入っているため通称「透かし大黒5円」とも呼ばれる古紙幣です。かなり昔の紙幣になるため残存数が少なく、買取相場としては未使用クラスで最大300万円前後までが期待できます。破れなどが見られる並品であっても、およそ5万円前後～の買取価格が期待できます。

7位:改造紙幣(10円札)

買取価格:130万円

発行年度:1881年(明治14年)～1899年(明治32年)

額面の種類：10円札・5円札・1円札・50銭札・20銭札

当時流通していた明治通宝の偽造が発覚したため、新紙幣として改造紙幣が発行されました。改造紙幣は額面が高いほど希少価値も高く、10円札だと最大130万円前後の買取相場まで期待できます。5円札も価値が高く、最大100万円前後まで期待できますが、逆に20銭札は発行数が多かったことから最大でも3万円前後の買取相場に落ち着きます。

8位:新国立銀行券(5円札・1円札)

買取価格:100万円

発行年度:1877年(明治10年)～1899年(明治32年)

額面の種類：5円札・1円札

新国立銀行券は当時のインフレによる紙幣整理で大量に回収されたため、市場に残っている数が少なく希少価値が高い古紙幣です。額面は5円札・1円札と2種類がありますが、どちらも未使用クラスに綺麗なものだと希少価値が高く、古銭買取では最大で100万円前後の買取価格まで期待できます。

9位:大正兌換銀行券(20円札)

買取価格:60万円

発行年度:1915年(大正4年)

額面の種類：20円札・10円札・5円札・1円札

大正兌換銀行券は、大戦バブルによって紙幣の需要が増えたことにより誕生し、額面は20円札・10円札・5円札・1円札の4種があります。その中でも20円札の価値は非常に高く、最大60万円前後までの買取相場が期待できます。逆に1円札などの少額面の紙幣は発行数が多かったため価値もそこまで高くなく、最大でも1万円前後の買取相場に留まります。

10位:兌換券甲号(1000円札)

買取価格:25万円

発行年度:1942年(昭和17年)～1946年(昭和21年)

額面の種類：1000円

兌換券甲号は1000円札の1種類のみの発行ですが、当時の1000円は今でいうと180万円相当と非常に高額な紙幣だったことから元々の発行数が少なく、かつ翌年には失効・回収になったため、残存数も少なくプレミア価値が付いています。未使用クラスの綺麗な状態だと、最大25万円前後の買取価格まで期待できます。