古銭買い取り業者徹底比較!

10銭硬貨の買取価格一覧とおすすめ古銭買取業者について

10銭硬貨の価値と概要、おすすめ買い取り業者を紹介します!
10銭硬貨の価値と概要、おすすめ買い取り業者を紹介します!

10銭硬貨の買取価格とおすすめ買取業者について

古銭の価値に悩む女性

額面が10銭の硬貨は明治時代~昭和21年までに計10種類が発行されており、一時には穴あき10銭硬貨なども発行されていました。もちろん、古銭買取における買取価格もそれぞれの10銭硬貨で異なります。

このページでは【画像付き】で今までに発行された10銭硬貨【全10種類】について、【全ての年代の買取価格】を一覧で紹介しています。

他にも、「未使用」や「美品」といった10銭硬貨の状態の違いについてもご紹介していますので、10銭硬貨の買取価格やおすすめ買取業者をはじめとした、10銭硬貨の情報をお探しの方はぜひ参考にしてください!

他の額面の硬貨に関しては次のページも参考にしてください。

10銭硬貨買取におけるおすすめ買取業者を紹介

10銭硬貨買取の際には優秀な古銭買取業者に依頼をする事で、特に手間をかけずにお手軽かつ安心に10銭硬貨の高価買取が実現可能です。

ですので、先に10銭硬貨買取におけるおすすめ買取業者をご紹介します。硬貨の買取は古銭買取業者が併せて行っているので、【おすすめ10銭硬貨買取業者=おすすめ古銭買取業者】となっています。

  • 古銭買取福ちゃん

    福ちゃんの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 8.0 ポイント8
    買取価格(記念硬貨) 7.5 ポイント7_5
    顧客対応(サービス) 8.0 ポイント8
    対応のスピード 7.0 ポイント7
  • バイセル(旧スピード買取.JP)

    バイセルの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 7.0 ポイント7
    買取価格(記念硬貨) 7.0 ポイント7
    顧客対応(サービス) 6.0 ポイント6
    対応のスピード 8.0 ポイント8

10銭硬貨の買取価格を簡単に知る方法

メール査定がおすすめ

このページでは説明するのはあくまでも10銭硬貨の目安の価値や買い取り相場ですので、先に10銭硬貨の買取価格を正確に知る方法をご紹介します。

それは、古銭買取業者にメール査定を依頼する事です
これだけで専門家に10銭硬貨を査定してもらえます。

10銭硬貨は写真があればほぼ確実な査定が可能ですので、問い合わせフォームから写真を添付して送れば、すぐに買取価格は明らかになります。

10銭硬貨は状態によって価値が大きく変動しますので、正確に知りたいと言う方であればメール査定が価値を知る為にこの上ない程の最善の手段なのです!
特に、価値の高い10銭硬貨をお持ちであれば、複数の古銭買取業者にメール査定にて正確な査定をしてもらう事をおすすめします。 メール査定であれば買取も簡単に断れますのでご安心ください♪

10銭硬貨をメール査定してもらう方法やお勧めの古銭買取業者は次のページを参考にしてください

10銭硬貨の買取相場と種類一覧

では、10銭硬貨の価値と買取価格、概要について一覧で紹介していきます。このページで説明する10銭硬貨の種類の一覧は次の通りです。また、「10銭硬貨の状態」や「エラー銭」についても併せて紹介しています。

※10銭硬貨の名称をクリック(タップ)でページ内ジャンプします

発行順:全種類10銭硬貨一覧リスト

その他10銭硬貨について

※硬貨の名称をクリック(タップ)でページ内ジャンプします。

10銭硬貨の価値と買い取り価格を紹介

旭日竜10銭銀貨(硬貨)の価値と買取価格

旭日竜10銭硬貨
発行年度:1870年(明治3年)
品位:銀:800、銅:200
量目・サイズ:2.50g・17.57㎜
旭日竜10銭銀貨は、表面に龍図・裏には旭日が描かれている硬貨です。旭日竜10銭硬貨は、未使用レベルだと1万円前後から買取価格が期待でき、美品だと2000円前後の買取価格が期待できます。旭日竜10銭硬貨の中でも、竜のウロコが鮮明なものは「明瞭ウロコ」と呼ばれ、古銭買取においても買取価値も高くなる傾向にあります。

旭日竜10銭銀貨の買取価格一覧リスト

  • 年代
    未使用
    美品
    並品
  • 明治3年(1870年)
    未使用
    9000円~15000円
    美品
    500円~2000円
    並品
    100円~500円
  • 明治3年・明瞭ウロコ
    未使用
    1万円~18000円
    美品
    1000円~5000円
    並品
    200円~1000円

竜10銭銀貨(硬貨)の価値と買取価格

竜10銭銀貨
発行年度:1873年(明治6年)~1906年(明治39年)
品位:銀:800、銅:200
量目・サイズ:2.70g・17.57㎜
明治時代に発行されていた竜10銭銀貨は、表には龍図と「10SEN」の額面表記、裏面には菊の紋章と「十餞」の額面表記があります。竜10銭銀貨の買取価格は未使用で4000円~8000円前後の年代が多くなっていますが、例外として明治13年銘は発行枚数が僅か「77枚」の為、すぐには買取価格がつけられないほど希少価値が高い硬貨となっています。

竜10銭銀貨の買取価格一覧リスト

  • 年代
    未使用
    美品
    並品
  • 明治6年(1873年)
    未使用
    1000円~6000円
    美品
    300円~1000円
    並品
    100円~300円
  • 明治6年・ハネ明
    未使用
    25000円~4万円
    美品
    1万円~2万円
    並品
    2500円~7000円
  • 明治7年(1874年)
    未使用
    4万円~7万円
    美品
    15000円~3万円
    並品
    4000円~15000円
  • 明治8年・前期
    未使用
    8000円~12000円
    美品
    2000円~5000円
    並品
    400円~2000円
  • 明治8年・後期
    未使用
    1000円~6000円
    美品
    300円~1000円
    並品
    100円~300円
  • 明治9年(1876年)
    未使用
    1000円~6000円
    美品
    300円~1000円
    並品
    100円~300円
  • 明治10年(1877年)
    未使用
    5000円~8000円
    美品
    2000円~5000円
    並品
    400円~2000円
  • 明治13年(1880年)
    未使用
    時価
    美品
    時価
    並品
    時価
  • 明治18年(1885年)
    未使用
    1000円~6000円
    美品
    300円~1000円
    並品
    100円~300円
  • 明治20年(1887年)
    未使用
    1000円~12000円
    美品
    200円~1000円
    並品
    50円~200円
  • 明治21年(1888年)
    未使用
    1000円~6000円
    美品
    300円~1000円
    並品
    100円~300円
  • 明治24年(1891年)
    未使用
    8000円~15000円
    美品
    600円~5000円
    並品
    200円~600円
  • 明治25年(1892年)
    未使用
    8000円~15000円
    美品
    600円~5000円
    並品
    200円~600円
  • 明治26年(1893年)
    未使用
    2000円~8000円
    美品
    300円~2000円
    並品
    100円~300円
  • 明治27年(1894年)
    未使用
    8000円~25000円
    美品
    300円~1000円
    並品
    100円~300円
  • 明治28年(1895年)
    未使用
    1000円~6000円
    美品
    150円~1000円
    並品
    50円~150円
  • 明治29年(1896年)
    未使用
    1000円~6000円
    美品
    150円~1000円
    並品
    50円~150円
  • 明治30年(1897年)
    未使用
    1000円~6000円
    美品
    150円~1000円
    並品
    50円~150円
  • 明治31年(1898年)
    未使用
    2000円~8000円
    美品
    300円~2000円
    並品
    100円~300円
  • 明治32年(1899年)
    未使用
    2000円~8000円
    美品
    300円~2000円
    並品
    100円~300円
  • 明治33年(1900年)
    未使用
    6000円~18000円
    美品
    600円~3000円
    並品
    100円~600円
  • 明治34年(1901年)
    未使用
    5万円~8万円
    美品
    1万円~25000円
    並品
    3000円~1万円
  • 明治35年(1902年)
    未使用
    5万円~8万円
    美品
    1万円~25000円
    並品
    3000円~1万円
  • 明治37年(1904年)
    未使用
    1000円~5000円
    美品
    150円~1000円
    並品
    50円~150円
  • 明治38年(1905年)
    未使用
    1000円~5000円
    美品
    150円~1000円
    並品
    50円~150円
  • 明治39年(1906年)
    未使用
    1000円~5000円
    美品
    150円~1000円
    並品
    50円~150円

旭日10銭銀貨の価値と買取価格

旭日10銭硬貨
発行年度:1907年(明治40年)~1917年(大正6年)
品位:銀:720、銅:280
量目・サイズ:2.25g・17.57㎜
旭日10銭銀貨は、表に菊の紋章と「十餞」の額面、裏には旭日と「10SEN」の額面がデザインされています。旭日10銭硬貨の古銭買取での買取相場は発行年によって異なり、明治40年・明治41年のものは特に価値が高く、未使用レベルで1万円以上の買取価格も期待できますので、お持ちであれば、古銭買取に出してみる価値も十分にある硬貨です。

旭日10銭銀貨の買取価格一覧リスト

  • 年代
    未使用
    美品
    並品
  • 明治40年(1907年)
    未使用
    1万円~2万円
    美品
    100円~1000円
    並品
    30円~100円
  • 明治41年(1908年)
    未使用
    4000円~1万円
    美品
    150円~1000円
    並品
    50円~150円
  • 明治42年(1909年)
    未使用
    2000円~3500円
    美品
    200円~500円
    並品
    20円~100円
  • 明治43年(1910年)
    未使用
    1000円~4000円
    美品
    100円~500円
    並品
    20円~100円
  • 明治44年(1911年)
    未使用
    1000円~4000円
    美品
    100円~500円
    並品
    20円~100円
  • 明治45年(1912年)
    未使用
    1000円~4000円
    美品
    100円~500円
    並品
    20円~100円
  • 大正元年(1912年)
    未使用
    3000円~8000円
    美品
    300円~1000円
    並品
    50円~300円
  • 大正2年(1913年)
    未使用
    300円~1000円
    美品
    100円~300円
    並品
    20円~100円
  • 大正3年(1914年)
    未使用
    300円~1000円
    美品
    100円~300円
    並品
    20円~100円
  • 大正4年(1915年)
    未使用
    300円~1000円
    美品
    150円~300円
    並品
    30円~150円
  • 大正5年(1916年)
    未使用
    200円~1000円
    美品
    100円~200円
    並品
    20円~100円
  • 大正6年(1917年)
    未使用
    200円~700円
    美品
    80円~200円
    並品
    20円~80円

八咫烏10銭銀貨(硬貨)の価値と買取価格

八咫烏10銭硬貨
発行年度:1918年(大正7年)、1919年(大正8年)
品位:銀:720、銅:280
量目・サイズ:1.50g・16.06㎜
八咫烏10銭銀貨は、表には「十餞」の額面表記・裏面にヤタガラスの図柄がある10銭硬貨です。八咫烏10銭銀貨は銀が7割ほど使用されている銀貨ですが、銀価格の高騰のため流通にまで至らず回収された幻の硬貨です。そのため、八咫烏10銭銀貨古銭的な買取価値も非常に高く、綺麗な状態で残っていれば70万円前後の買取価格も期待できます。

八咫烏10銭銀貨の買取価格一覧リスト

  • 年代
    未使用
    美品
    並品
  • 大正7年(1918年)
    未使用
    50万円~80万円
    美品
    25万円~50万円
    並品
    10万円~25万円
  • 大正8年(1919年)
    未使用
    45万円~70万円
    美品
    22万円~45万円
    並品
    7万円~22万円

10銭白銅貨(硬貨)の価値と買取価格

10銭白銅貨
発行年度:1920年(大正9年)~1932年(昭和7年)
品位:銅:750、ニッケル:250
量目・サイズ:3.75g・22.17㎜
10銭白銅貨は穴あきの10銭硬貨であることが特徴で、偽造防止と材料節約のために穴あきの10円硬貨になりました。10銭白銅貨の古銭買取での買取相場は、発行された年によっても大きく異なり、大正9年・昭和4年発行のものが比較的買取価値が高いです。未使用レベルだと硬貨一枚あたり、大体3000円前後の買取価格も期待できます。

10銭白銅貨の買取価格一覧リスト

  • 年代
    未使用
    美品
    並品
  • 大正9年(1920年)
    未使用
    700円~3000円
    美品
    30円~200円
    並品
    5円~30円
  • 大正10年(1921年)
    未使用
    100円~500円
    美品
    10円~100円
    並品
    5円~10円
  • 大正11年(1922年)
    未使用
    100円~500円
    美品
    10円~100円
    並品
    5円~10円
  • 大正12年(1923年)
    未使用
    70円~500円
    美品
    10円~70円
    並品
    5円~10円
  • 大正14年(1925年)
    未使用
    100円~500円
    美品
    10円~100円
    並品
    5円~10円
  • 大正15年(1926年)
    未使用
    100円~500円
    美品
    10円~100円
    並品
    5円~10円
  • 昭和2年(1927年)
    未使用
    100円~500円
    美品
    10円~100円
    並品
    5円~10円
  • 昭和3年(1928年)
    未使用
    100円~300円
    美品
    10円~100円
    並品
    5円~10円
  • 昭和4年(1929年)
    未使用
    1000円~7500円
    美品
    100円~300円
    並品
    40円~100円
  • 昭和6年(1931年)
    未使用
    400円~1500円
    美品
    110円~300円
    並品
    10円~100円
  • 昭和7年(1932年)
    未使用
    100円~400円
    美品
    10円~100円
    並品
    5円~10円

10銭ニッケル硬貨の価値と買取価格

10銭ニッケル硬貨
発行年度:1933年(昭和8年)~1937年(昭和12年)
品位:ニッケル:1000
量目・サイズ:4.02g・22.0㎜
10銭ニッケル硬貨も穴あきの10銭硬貨で、表面には菊の紋章が描かれています。ニッケルで出来ており磁石にくっつくのも特徴の硬貨です。古銭買取での10銭ニッケル硬貨の買取相場は、未使用レベルで大体300円前後の買取価格が期待できます。他にもこの年代あたりの古銭が一緒に発見されれば、古銭買取業者に見せてみても良いかも知れません。

10銭ニッケル硬貨の買取価格一覧リスト

  • 年代
    未使用
    美品
    並品
  • 昭和8年(1933年)
    未使用
    200円~800円
    美品
    50円~250円
    並品
    10円~50円
  • 昭和9年(1934年)
    未使用
    150円~400円
    美品
    20円~150円
    並品
    5円~20円
  • 昭和10年(1935年)
    未使用
    150円~400円
    美品
    20円~150円
    並品
    5円~20円
  • 昭和11年(1936年)
    未使用
    150円~400円
    美品
    20円~150円
    並品
    5円~20円
  • 昭和12年(1937年)
    未使用
    200円~500円
    美品
    50円~250円
    並品
    10円~50円

10銭アルミ青銅貨(硬貨)の価値と買取価格

10銭アルミ硬貨
発行年度:1938年(昭和13年)~1940年(昭和15年)
品位:銅:950、アルミ:50
量目・サイズ:4.00g・22.0㎜
10銭アルミ青銅貨は、昭和13年から昭和15年にかけて発行された穴あきの10銭硬貨で、表面には旭と波の絵が、裏の中心部には桜がデザインされています。古銭買取での10銭アルミ青銅貨の買取相場は、未使用品だと大体1枚300円前後の買取価格が期待できますが、昭和15年の10銭硬貨だと、最大で1000円前後の買取価格も期待できます。

10銭アルミ青銅貨の買取価格一覧リスト

  • 年代
    未使用
    美品
    並品
  • 昭和13年(1938年)
    未使用
    150円~400円
    美品
    10円~60円
    並品
    5円~10円
  • 昭和14年(1939年)
    未使用
    150円~400円
    美品
    10円~50円
    並品
    5円~10円
  • 昭和15年(1940年)
    未使用
    500円~1000円
    美品
    50円~150円
    並品
    10円~50円

菊10銭アルミ硬貨の価値と買取価格

菊10銭アルミ硬貨
発行年度:1940年(昭和15年)~1943年(昭和18年)
品位:アルミ:1000
量目・サイズ:1.50gと1.20gと1.00g・22.0㎜
菊10銭アルミ硬貨は表に菊紋章・裏には凹面図で桜花がデザインされた10銭硬貨で、発行された年によって少しずつ量目が変わっているのも特徴です。昭和18年で量目1.20gの硬貨は発行された期間が約1か月間と非常に短かったため、希少価値が高く、古銭買取での買取相場も高いです。未使用レベルだと5000円前後の買取価格までが期待できます。

菊10銭アルミ硬貨の買取価格一覧リスト

  • 年代
    未使用
    美品
    並品
  • 昭和15年(1.50g)
    未使用
    50円~500円
    美品
    10円~50円
    並品
    ~10円
  • 昭和16年(1.50g)
    未使用
    20円~300円
    美品
    5円~20円
    並品
    ~5円
  • 昭和16年(1.20g)
    未使用
    50円~300円
    美品
    10円~50円
    並品
    5円~10円
  • 昭和17年(1.20g)
    未使用
    20円~100円
    美品
    5円~20円
    並品
    ~5円
  • 昭和18年(1.20g)
    未使用
    2000円~5000円
    美品
    300円~2000円
    並品
    50円~300円
  • 昭和18年(1.00g)
    未使用
    20円~150円
    美品
    5円~20円
    並品
    ~5円

10銭錫貨(硬貨)の価値と買取価格

10銭錫貨(硬貨)
発行年度:1944年(昭和19年)
品位:錫:930、亜鉛:70
量目・サイズ:2.40g・19.0㎜
10銭錫貨は穴あきの10銭硬貨の一種で、表面には菊の紋章がデザインされています。10銭錫貨の発行は昭和19年の1年だけに限られますが、450万枚と発行数が多いため、古銭市場でもよく見かける10銭硬貨です。古銭買取での10銭錫貨の買取相場は、大体数十円前後の買取価格になり、最大100円前後の買取価格が期待できます。

10銭錫貨の買取価格一覧リスト

  • 年代
    未使用
    美品
    並品
  • 昭和19年(1944年)
    未使用
    10円~100円
    美品
    5円~10円
    並品
    ~5円

稲10銭アルミ硬貨の価値と買取価格

稲10銭アルミ硬貨
発行年度:1945年(昭和20年)
品位:アルミ:1000
量目・サイズ:1.00g・22.0㎜
昭和に発行された稲10銭アルミ硬貨は表面に稲と「十銭」の額面・裏には数字の「10」と桜花、右書きで「日本政府」と書かれています。古銭買取での稲10銭アルミ硬貨の買取相場は、最大で100円前後の買取価格が期待でき、並品だと10円前後の買取価格に留まります。稲10銭アルミ硬貨は発行数も比較的多いため、古銭市場でもよく見る10銭硬貨です。

稲10銭アルミ硬貨の買取価格一覧リスト

  • 年代
    未使用
    美品
    並品
  • 昭和20年(1945年)
    未使用
    10円~100円
    美品
    5円~10円
    並品
    ~5円
  • 昭和21年(1946年)
    未使用
    10円~50円
    美品
    5円~10円
    並品
    ~5円

10銭硬貨の状態について

10銭硬貨の状態の定義とは

10銭硬貨は「未使用」「美品」などと呼ばれる状態に分けられ、これらの10銭硬貨の状態は10銭硬貨の買取価格に大きく影響します。

ですが、10銭硬貨の状態について「未使用」と「完全未使用」の基準はどう違うのかは意外と知らないものですので、10銭硬貨の買取価格を説明する前に10銭硬貨の状態の種類や10銭硬貨の状態の基準についてご紹介します。

ですが、注意点として10銭硬貨の状態は買取業者の査定員によっても判断基準が異なる事もあるので、詳しく10銭硬貨の状態を判断したい場合はメール査定を活用することをおすすめします。

10銭硬貨の「未使用品」について

未使用10銭硬貨

10銭硬貨の「未使用品」とは、製造されたままの綺麗な状態を保ったままの10銭硬貨で、古銭としてのコレクション的価値も高い硬貨のため、高い買取価格が期待できます。

また、未使用品であっても、製造の際についてしまった多少のキズがありますが、その製造時のキズがごく僅かにしかない場合「完全未使用品」として分類されることがあり、未使用品よりも高い買取価格が期待できます。

10銭硬貨の「美品」について

美品10銭硬貨

10銭硬貨の「美品」とは、見た目は綺麗に見えますが、流通時のキズや汚れなどがある10銭硬貨のことです。製造時の輝きをまだ残したままの状態であったとしても、基本的には一度流通した10銭硬貨は、だいたいは美品~並品クラスに分類されます。

ですが、美品の中でもキズが少なく綺麗なものは「極美品」として分類され、美品の10銭硬貨よりも高い買取価格が期待できます。

10銭硬貨の「並品」について

並品10銭硬貨

10銭硬貨の「並品」は、キズや汚れ、摩耗などがある10銭硬貨のことを指し、普通に流通していた10銭硬貨は、大抵は並品として分類されます。
古銭買取での注意点ですが、並品状態の10銭硬貨を磨いて綺麗にしても買取価格が下がってしまう可能性が高いです。特に10銭銀貨は価値が高いものも多いため、古銭買取の際は、磨かずにそのまま買取に出されたほうが良いです。

10銭エラー硬貨の買取価格について

10銭エラー硬貨の買取価格

10銭硬貨は、明治から昭和にかけて計10種類が発行されてきましたが、比較的発行数が多く、かつ製造技術も乏しかったことから、10銭のエラー硬貨も複数発見されています。

また、大正から昭和にかけては穴あきの10銭硬貨が4種類発行されましたが、穴が中心からずれてしまった「穴なしエラー」や「穴ずれエラー」の10銭硬貨も発見されており、古銭買取においても通常品より高い買取価格が期待できます。

古銭買取業者へ10銭硬貨を売るにあたっても、エラー硬貨の存在は買取価値を大幅に上げてくれるため、「硬貨に一見変わったところはないか」は、是非チェックしておきたいポイントです。以下、10銭硬貨で発見されたことのある代表的なエラー硬貨の種類をご紹介します。

エラー10銭硬貨「穴なしエラー硬貨」

エラー10銭硬貨「穴なしエラー硬貨」
買取価格:1万円~3万円
10銭硬貨に見られる「穴なしエラー硬貨」とは製造する過程のエラーで、10銭硬貨中央の穴が開かず、そのまま出回ってしまった硬貨のことです。穴なし硬貨はあらゆるエラーコインの中でも希少価値が高く、古銭買取でも高い買取価格が期待できます。特に近年、硬貨の製造技術がどんどん上がっていっているというのもあり、穴なしのエラー硬貨は減少しています。こちらの例のような綺麗な穴なしの10銭硬貨だと、買取価格は2~3万円まで期待できます。

エラー10銭硬貨「穴ずれエラー硬貨」

エラー10銭硬貨「穴ずれエラー硬貨」
買取価格:5000円~2万円
10銭硬貨に見られる「穴ずれエラー」とは製造する過程で穴の位置がずれてしまい、本来と違う位置に穴があいてしまった硬貨。一部の10銭硬貨には中央に穴が開いているため、この穴ずれエラーも稀に見られます。基本的に穴ずれエラー硬貨は、ずれ幅が大きいほど買取価値も高いため、古銭買取業者での写真査定を活用されることをおすすめします。10銭硬貨の種類や発行年によっても買取相場は変わりますが、こちらの例だと買取価格は大体5000円前後が期待できます。

エラー10銭硬貨「影打ち硬貨」

エラー10銭硬貨「穴ずれエラー硬貨」
買取価格:1万円~20万円
エラー10銭硬貨の「影打ち(陰打ち)」とは刻印された硬貨に別の硬貨が重なってもう一度プレスされた硬貨で、両面が同じ刻印になってしまう特徴があります。このタイプのエラー硬貨は珍しいため、古銭買取においても高価買取が期待できます。こちらの例は影打ちも鮮明で分かりやすく、10銭硬貨の種類も竜10銭銀貨と希少価値が高いので、買取価格は20万円前後も期待できます。10銭硬貨の種類や発行年、陰打ちの鮮明さによっても買取相場は大きく変わります。

エラー10銭硬貨「角度ズレ硬貨」

エラー10銭硬貨「角度ズレ硬貨」
買取価格:1万円~10万円
エラー10銭硬貨の「角度ズレ硬貨」とは印刷の位置が悪く、表裏で角度がズレてしまった硬貨。「傾打エラー」とも呼ばれ、硬貨の表裏で角度が違います。傾打のエラー硬貨はズレ方の大きさと硬貨の希少性によって買取価格が変わり、ズレの角度が大きいほど買取価格も高くなる傾向にあります(価値は上記の買取価格一覧でご確認ください)。180度大きく反転している傾打エラーだと1万円前後の買取価格から期待できますし、希少価値が高い傾打エラーは買取価格も比例して高額になります。

エラー10銭硬貨「印刷ズレ硬貨」

エラー10銭硬貨「印刷ズレ硬貨」
買取価格:数千円~3万円
エラー10銭硬貨に見られる「印刷ズレ硬貨」とは印刷プレスがズレてしまい表面の図が大きくズレた硬貨のことです。 このタイプのエラー硬貨も、ズレ方の大きさによって買取価格が大きく変わります。こちらの例のような印刷ズレの10銭硬貨だと、エラーが分かりやすく鮮明なのもあり買取価格は3万円前後も期待できます。一見わかりにくいズレだと買取相場は下がりますが、種類や発行年で希少価値が高い10銭硬貨であれば、これ以上の買取価格が見込めるケースもあります。

エラー10銭硬貨「ヘゲエラー硬貨」

エラー10銭硬貨「ヘゲエラー硬貨」
買取価格:数千円~3万円
10銭硬貨に見られる「ヘゲエラー」とは表面が紙を折ったようにめくれているエラー硬貨のことを指します。ヘゲタイプのエラー硬貨は、見た目が良くないことから収集価値が薄く、エラー硬貨の中では買取価格が付きづらいと言われています。ですが硬貨の種類や発行年、あとはヘゲエラーの分かりやすさによって買取相場は変わり、こちらの例のような10銭硬貨だと、買取価格は1000円前後が期待できます。10銭硬貨の種類によっては更に高額な買取価格も期待できます。

このような事例もあり、10銭硬貨の買取価格の判断はその時々による需要も非常に重要な事から、古銭買取業者でも流通経路の違いから買取価格が大きくぶれるとも言われています。10銭硬貨の買取価格の判断は一筋縄ではいかない為、見つけ次第一度古銭買取業者に相談してみる事をお勧めします。

相談するおすすめの古銭買取業者については、次のページで私の実体験から紹介しているおすすめ古銭買取業者を参考にしてみてください。

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