ナゲット金貨ってどんな金貨?高く売れる?
このページでは世界的にも有名な地金型金貨の一種、ナゲット金貨について紹介します。ナゲット金貨について知りたい方はぜひ参考にしてください!
ナゲット金貨の概要と買取相場まとめ

ナゲット金貨の買取価格一覧リスト
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金の重量(コインの重量)買取価格
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1toz(31.10g)買取価格288234円
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1/2toz(15.55g)買取価格144117円
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1/4toz(7.77g)買取価格72012円
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1/10toz(3.11g)買取価格28823円
ナゲット金貨について動画でまとめていただきました
当サイトを参考にナゲット金貨に関して概要や売却の際の注意喚起動画を作成していただきましたのでこの場でも紹介させていただきます。
特に買取における注意喚起は非常に大切な内容でしたので、売却の際にはチェックしておく事をおすすめします!
ナゲット金貨について

ナゲット金貨とはオーストラリア州政府公認の「パース造幣局」が発行していた地金型金貨の一種類です。
コインに描かれてる図柄の「ナゲット」は自然にできた金塊を意味する言葉です。
何故ナゲットが描かれているかというと、オーストラリアでは1850年代と1890年代にゴールドラッシュが起こっていたからですね。
※「ゴールドラッシュ」とは金が発見された場所へ域金脈を探し当てて一攫千金を狙う採掘者が殺到する現象の事ですね。
金品位90%で重量は約71kgという巨大な金塊が発見された記録が残っていることから、オーストラリアでのゴールドラッシュはかなり盛り上がっていたことが伺えます。
だから国の特徴を示すべくデザインに『ナゲット(金塊)』を採用したというわけなんですね
短い期間で流通が終了したナゲット金貨
ナゲット金貨は1986年から発行が開始されましたが1989年を最後に発行が終了した事から、僅か4年という期間しか発行されませんでした。
僅かな期間で発行されないコインというのは珍しくはありませんが、地金型金貨で4年しか発行されなかったのは非常に珍しいですね。
ただ、厳密にいうと「ナゲット金貨」自体は4年しか発行されませんでしたが、1900年からはナゲットのデザインをカンガルーに変更した「カンガルー金貨」として現在に至るまで毎年発行されることになりました。
ですので、「カンガルー金貨」が「ナゲット金貨」の後継金貨とも言える存在ですので、デザインが異なるだけで同一の金貨であるという見方も存在し、「カンガルー金貨」の事を「ナゲット金貨」とよぶ人もいます。
ナゲット金貨売却時の注意点
ナゲット金貨の各種トロイオンスには額面が記載されていますがこれはナゲット金貨の取引上の価値には一切関係ありません。
この額面は名目上のものであって、この額面を基準にナゲット金貨の価値を判断しては絶対にいけません。
ナゲット金貨は地金型金貨ですので「金相場」が市価の基準となっており、創鋳から現在に至るまで金貨に記載されている額面価値で流通していたことは一度もありません。
ですので買取依頼等で売却する際には額面を参照とした金額で売る事は絶対に避けましょう
実際にあった事例として、普通は額面以上では買取できないと言い切って格安で金貨を買い叩く業者もいたそうです。
当然こんな業者は悪質業者であり嘘をついているので違法な買取手法ですが、こんな悪質な方法で買取しているという事例もある事から、遺品整理などで金貨やコインの価値に疎い人が売却をする時には必ず注意してください。
そしてもう一つ注意がありまして、同じナゲット金貨でも高品質なグレードとして鑑定された物は金相場を上回るプレミア価値がつくという事です
これはコイン系全般に言える事なんですけど、鑑定機関から高品質(グレード)だと認定されたコインは基本的に本来の相場を遥かに上回る価値があります。
なので、ケースの種類など保管状況から鑑定されたような形跡のあるナゲット金貨だった場合は単純に金相場で売却するのではなく、複数の専門家にきちんと相談することをおすすめします。
コレクターであればこんなことは承知の事実なのですが、コインコレクションを相続したようなコレクターではない一般の方であればコレクションの雑なまとめ売りをして知らずに安い金額で売却してしまっている可能性もあるので注意しましょう。
地金型金貨の一覧
当サイトで解説している地金型金貨の一覧は次の通りです。
地金型金貨一覧リスト
金貨の正確な買取価格を調べる方法

金貨の売却を検討している場合、価値を正確に知る方法をご紹介します。
それは買取業者にメール査定を依頼する事です
これだけで専門家に金貨を査定してもらえます。
金貨は写真があればほぼ確実な査定が可能ですので、問い合わせフォームから写真を添付して送れば、すぐに価値が明らかになります。
金貨をメール査定してもらう方法とおすすめの買取業者については次のページを参考にしてください