カンガルー金貨ってどんな金貨?高く売れる?
このページでは世界的にも有名な地金型金貨の一種、カンガルー金貨について紹介します。カンガルー金貨について知りたい方はぜひ参考にしてください!
カンガルー金貨の概要と買取相場まとめ

カンガルー金貨の買取価格一覧リスト
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金の重量(コインの重量)買取価格
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1toz(31.10g)買取価格288234円
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1/2toz(15.55g)買取価格144117円
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1/4toz(7.77g)買取価格72012円
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1/10toz(3.11g)買取価格28823円
カンガルー金貨について動画でまとめていただきました
当サイトを参考にカンガルー金貨に関して概要や売却の際の注意喚起動画を作成していただきましたのでこの場でも紹介させていただきます。
特に買取における注意喚起は非常に大切な内容でしたので、売却の際にはチェックしておく事をおすすめします!
カンガルー金貨について

カンガルー金貨とは、オーストラリアのパース造幣局から発行される地金型金貨の一種です。
表面にはエリザベス2世の肖像画が、裏面にはオーストラリアの象徴の一つともいえるカンガルーの絵柄がデザインされています。
そしてカンガルー金貨はデザインに大きな特徴があり、毎年カンガルーの絵柄が変更されています。
その為、投資用の地金型金貨ではありますが収集型金貨のように毎年コレクションを楽しめる側面があります。
カンガルー金貨は、1toz、1/2toz、1/4toz、1/10tozの4種類の重量にて発行されていますが、特例的に他のトロイオンスのカンガルー金貨が発行されるときがあり、例えば1995年や1998年、2000年、2016年などには2tozのカンガルー金貨が発行されています。
カンガルー金貨には、それぞれの重さ別にドルの額面が振り分けられており、1tozのカンガルー金貨には100ドルと、1/2tozのカンガルー金貨には50ドル・・・といったように表記されています。エリザベス女王の肖像画の下辺りに”100 DOLLARS”などと記載されています。カンガルー金貨は、パース造幣局から発行されており、一応法定通貨としても認められてはいます。
ですが、この額面はあくまでも名目上のものですので、このドルの額面からカンガルー金貨の価値を判断するのは、全くの誤りです。
カンガルー金貨は、あくまでも「含まれている金の価値」が市価となっており、創鋳から現在に至るまで、このドルの額面価値で流通していたことは一度もありません。
ナゲット金貨とカンガルー金貨の違いとは?

しばしば「カンガルー金貨」と「ナゲット金貨」が同じ金貨として扱われることがありますが、その理由はご存じでしょうか?
実は、1986年から1989年にかけてオーストラリアで発行された地金型金貨は「ナゲット金貨」と呼ばれる金貨で、デザインもカンガルーではなくナゲット(自然金塊)が描かれていたいました。
ナゲット金貨の発行国であるオーストラリアでは、かつてゴールドラッシュの歴史があり一攫千金を狙った多数の採掘者が訪れていました。だからこそ自国でも地金型金貨を発行しようと考案されたとき、そのゴールドラッシュの歴史に想を得て、表面はナゲット(金塊)のデザインを採用することが決定したのです。
しかし、1989年になると更に希少価値を高めてコレクターを増やすため図柄を変更することになり、新デザインとして採用されたのが、今へと続く”カンガルー”の図柄です。
そのため、ナゲットからカンガルーへの転換期以降、しばらく発行されていたものは、絵柄はカンガルーですが、英語の刻印が”NUGGET(ナゲット)”となっている物もあります。
しかもカンガルーの図柄は、中国のパンダ金貨のように毎年デザインが変更されるようになったため、カンガルー金貨は地金型金貨だけでなく、収集型金貨としての側面も併せ持つようになったというわけです。
ナゲット金貨の発行初年から1年後、株式市場の暴落によって、オーストラリア市場の株価も大きく下がりました。ですが、このナゲット金貨の価値は下がらずに、逆に人気は上昇し続け、その年のオーストラリアの金生産量は100tを突破したとされています。
地金型金貨の一覧
当サイトで解説している地金型金貨の一覧は次の通りです。
地金型金貨一覧リスト
金貨の正確な買取価格を調べる方法

金貨の売却を検討している場合、価値を正確に知る方法をご紹介します。
それは買取業者にメール査定を依頼する事です
これだけで専門家に金貨を査定してもらえます。
金貨は写真があればほぼ確実な査定が可能ですので、問い合わせフォームから写真を添付して送れば、すぐに価値が明らかになります。
金貨をメール査定してもらう方法とおすすめの買取業者については次のページを参考にしてください