国際花と緑の博覧会記念硬貨の各種額面の買取相場と概要一覧
このページでは国際花と緑の博覧会記念硬貨の買取相場と概要情報を額面ごとに先に一覧でご紹介し、そのあとで下記内容をご紹介しています。
- 国際花と緑の博覧会記念硬貨の買取相場と概要の一覧
- おすすめの記念硬貨買取業者について
- 国際花と緑の博覧会記念硬貨の詳細情報
- 1990年開催の国際花と緑の博覧会(花博)について
他の記念硬貨の買取相場も一覧で紹介していたりやおすすめの古銭(記念硬貨)買取業者も紹介していますのでぜひ参考にしてください。(買取業界では基本的に古銭買取業者=記念硬貨買取業者です)
動画にまとめていただきました!
国際花と緑の博覧会記念硬貨の買取相場や価値について当サイトも参考にし、動画を作成いただきましたのでここでも紹介させていただきます。
国際花と緑の博覧会記念5000円銀貨の概要まとめ

国際花と緑の博覧会記念貨幣セットの概要まとめ

国際花と緑の博覧会記念硬貨の買取価格一覧
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記念硬貨の種類未使用美品並品
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単体5000円銀貨未使用額面美品額面並品額面
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貨幣セット銀貨未使用額面~6000円美品額面並品額面
過去の国際花と緑の博覧会記念硬貨の買取価格一覧
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記念硬貨の種類未使用美品並品
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単体5000円銀貨未使用6000円~7000円美品5000円~6000円並品額面
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貨幣セット銀貨未使用6000円~7000円美品5000円~6000円並品額面
過去の買取相場リスト
メルカリでの売却相場
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記念硬貨の種類極美並品
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単体5000円銀貨極美6000円前後並品額面
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貨幣セット銀貨極美6000円前後並品額面
記念硬貨買取におけるおすすめ買取業者を紹介
優秀な記念硬貨買取業者に依頼をするだけで、特に手間をかけずにお手軽かつ安心に記念硬貨の高価買取が実現可能です。
ですので、先に記念硬貨買取におけるおすすめ買取業者をご紹介します。記念硬貨の買取は古銭買取業者が併せて行っているので、【おすすめ記念硬貨買取業者=おすすめ古銭買取業者】となっています。
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古銭買取福ちゃん
福ちゃんの古銭買取データ早見表 買取価格(古銭) 8.0点 買取価格(記念硬貨) 7.5点 顧客対応(サービス) 8.0点 対応のスピード 7.0点 -
バイセル(旧スピード買取.JP)
バイセルの古銭買取データ早見表 買取価格(古銭) 7.0点 買取価格(記念硬貨) 7.0点 顧客対応(サービス) 6.0点 対応のスピード 8.0点
国際花と緑の博覧会記念硬貨の買取相場と詳細

国際花と緑の博覧会記念硬貨は、1990年に大阪で開催された”国際花と緑の博覧会”を記念して発行されました。
額面が5000円の銀貨として発行されたのですが、5000円銀貨が発行されたのは当時初めての事で、また、記念硬貨のシリーズとして銀貨で単体のみが発行されたのもこれが初めてでした。
5000円銀貨という今までの発行の流れと比べて高級な記念硬貨だった事から単体銀貨に加えて、特製ケースに収められた「国際花と緑の博覧会記念貨幣セット」も販売されました。
では、種類ごとに詳細を紹介していきます。
国際花と緑の博覧会単体5000円銀貨について

国際花と緑の博覧会記念硬貨のデザインは「花の冠をつけた少女」が採用されていますが、これは「人間の生活と自然界、植物界との調和」の意味を表した図柄となっています。
もう片面には、国際花と緑の博覧会のシンボルマークとOSAKA EXPO'90の文字、そして発行年数「平成2年」が記載されています。
記念硬貨の額面は5000円で、日常生活の支払いにも使えることになっているのですが、高額面のため通常貨幣と一緒に広くは流通せず、コレクターの方が当時の記念品として保管しているものが大半です。
現在も使用可能ですが、ほとんどの方が知らないので使用は断られるでしょう。
素材は銀が925に対して銅が75使用されており、直径は30mm、量目(重さ)は15gと、普通の貨幣よりも若干サイズが大きいです。
発行枚数はなんと1000万枚と高価な額面の銀貨でありながら非常に多くの枚数が発行されました。「近年の1000円銀貨の発行枚数が5万枚」という事と比べると、これがいかに多い発行数かが分かるかと思います。
記念硬貨買取における「花と緑の博覧会5000円銀貨」の買取価格は、未使用の綺麗な状態で6000円前後の買取価格まで期待できます。
この時代で額面が5000円の記念銀貨となると、もっと買取価格は高くなってもよいのですが、発行枚数が多すぎたため、プレミア価値がいまだにつかないのです。
そのため、あまり綺麗な状態でなければ額面通りの価値しか持たないことも多いです。
通常硬貨のように使用も可能で銀行で5000円の現行貨幣と交換も可能ですが、ほかの記念硬貨とまとめてであれば買取に出すほうが得を可能性は高いと言えます。買取業者の利用は無料ですので、まずは写真査定を活用して実際の買取価格を確認されることをおすすめします。
国際花と緑の博覧会記念貨幣セットについて

花と緑の博覧会5000円銀貨には、特製ケースに入った「記念貨幣セット」も発行されています。
ですが、「記念貨幣セット」と呼ばれていますが他の複数の貨幣とセットで入っているのではなく「5000円銀貨と特製ケースがセットになっている」タイプの貨幣セットです。
そのため、中に入っているのは花と緑の博覧会5000円銀貨1枚のみです。
貨幣セットの買取相場は通常の花と緑の博覧会5000円銀貨と変わらず、最大で6000円前後までの買取価格となります。
ですが「綺麗な状態の記念硬貨」かつ「特製ケース付き」だとコレクションとしての価値が評価されやすく、単体よりも買取価格はつきやすい傾向にあります。
1990年開催の国際花と緑の博覧会(花博)について

「国際花と緑の博覧会」は1990年(平成2年)4月1日から9月30日にかけて行われた国際博覧会で、大阪府の鶴見区で開催されました。
別名「花の万博(花博)」や「EXPO'90」とも呼ばれている博覧会で、日本を含む83カ国と55の国際機関、212もの企業・団体が参加した大規模なものでした。
会場には様々な花々やパビリオンが設置され、噴水ショーやミュージカルなど沢山の催し物も開催されるなど華やかな博覧会となりました。
サントリーや住友グループ、NTTや三菱グループなどの有名企業も出展し、特に富士通のパビリオンは全天周3DフルカラーCG映像を準備し、なんと1分間の映像に1億円以上の費用が掛けられた大規模な作品を上映しました。
また、日本政府も世界最大の花であるラフレシアの展示を行った他、建設省による出展で”世界一の大雨を体験”することが出来る「さぼうランド」が建てられ、当時の人気施設になりました。
国際花と緑の博覧会が開催されて2か月を超える頃には、入場者数は早くも1000万人に達するほどの大盛況を迎えます。
閉会式の日はちょうど台風の影響で暴風雨の中での開催となりましたが、入場者数は2300万人を超え、これは大阪万博に次ぐ記録として知られています。会場内や交通機関の混乱も予想されるほどの大盛況のうちに終了しています。
また、国際花と緑の博覧会の開催を機に「大阪市営地下鉄鶴見緑地線」が建設され、大阪の交通網は更に発展することになりました。