大阪万博記念硬貨の各種額面の買取相場と概要
このページでは大阪万博記念硬貨の買取相場と概要情報を額面ごとに先に一覧でご紹介し、そのあとで下記内容をご紹介しています。
- 大阪万博記念硬貨の買取相場と概要の一覧
- おすすめの記念硬貨買取業者について
- 大阪万博記念硬貨の詳細情報
- 1970年開催の大阪万博について
他の記念硬貨の買取相場も一覧で紹介していたりやおすすめの古銭(記念硬貨)買取業者も紹介していますのでぜひ参考にしてください。(買取業界では基本的に古銭買取業者=記念硬貨買取業者です)
動画にまとめていただきました!
大阪万博記念硬貨の買取相場や価値について当サイトも参考にし、動画を作成いただきましたのでここでも紹介させていただきます。
日本万国博覧会記念白銅貨幣(100円)の概要まとめ
日本万国博覧会記念貨幣ミントセット
日本万国博覧会記念貨貨幣セット(単独ケース)
大阪万博記念硬貨の買取価格一覧
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記念硬貨の種類未使用美品並品
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100円白銅貨未使用額面~150円美品額面並品額面
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ミントセット未使用500円~1000円美品額面~500円並品270円(額面)
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記念貨幣セット未使用5000円~10000円美品500円~5000円並品額面~500円
過去の大阪万博記念硬貨の買取価格一覧
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記念硬貨の種類未使用美品並品
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100円白銅貨未使用額面~200円美品額面~150円並品額面
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ミントセット未使用1000円~2000円美品700円~1000円並品270円~700円
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記念貨幣セット未使用7000円~15000円美品3000円~7000円並品1000円~3000円
過去の買取相場リスト
メルカリでの売却相場
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記念硬貨の種類極美並品
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100円白銅貨極美300円前後並品額面
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ミントセット極美5000円前後並品3000円前後
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記念貨幣セット極美20000円以上並品10000円前後
記念硬貨買取におけるおすすめ買取業者を紹介
優秀な記念硬貨買取業者に依頼をするだけで、特に手間をかけずにお手軽かつ安心に記念硬貨の高価買取が実現可能です。
ですので、先に記念硬貨買取におけるおすすめ買取業者をご紹介します。記念硬貨の買取は古銭買取業者が併せて行っているので、【おすすめ記念硬貨買取業者=おすすめ古銭買取業者】となっています。
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古銭買取福ちゃん
福ちゃんの古銭買取データ早見表 買取価格(古銭) 8.0点 買取価格(記念硬貨) 7.5点 顧客対応(サービス) 8.0点 対応のスピード 7.0点 -
バイセル(旧スピード買取.JP)
バイセルの古銭買取データ早見表 買取価格(古銭) 7.0点 買取価格(記念硬貨) 7.0点 顧客対応(サービス) 6.0点 対応のスピード 8.0点
大阪万博記念硬貨の買取相場についてと詳細
大阪万博記念硬貨とは1970年に開催された日本万国博覧会を記念して発行された記念硬貨です。大阪万博記念硬貨の発行日は、万博開催日の5日前となる1970年3月10日、そして同年7月9日には追加発行も行われました。
記念硬貨の種類は100円白銅貨1種類のみですが、「単体発行」に加えて海外向けの「記念貨貨幣セット」と当時流通していた各額面が同封された「ミントセット」の3種類の方法で発行されてました。
大阪万博記念硬貨100円白銅貨について
大阪万博記念硬貨100円白銅貨には、葛飾北斎が描いた富嶽三十六景のうち一つである「赤富士」、裏面には万博のマークと地球儀がデザインされ、浮世絵をあしらった日本らしい装飾でも話題を呼びました。
発行枚数は4000万枚と非常に多く、直径は28mm、量目(重さ)は1枚あたり9gです。素材には銅が75%・ニッケルが25%使われており、ひとつ前に発行された「1964年東京オリンピック記念100円銀貨」よりも材質コストが下がっています。
大阪万博記念硬貨単体での買取価格は、かつては未使用であれば額面以上も期待できましたが未使用であっても額面以上の買取価格は期待できません。
これは大阪万博記念硬貨自体の発行枚数が多く、現在でもそれほど希少性は上がっていないためです。
通常硬貨のように使用することも可能ですし、銀行でも両替は可能ですので状態が良くなければ普通に使用して大丈夫です。
ただし、「未使用」であればメルカリなどで自分で売れば額面以上で売却は可能ですので一考の余地はありますし、ダメ元で買取業者に無料査定の依頼をしてみてもよいでしょう。
大阪万博記念硬貨の貨幣セット(単独ケース)について
「大阪万博記念貨幣セット」は当時海外向けに販売された貨幣セットで、”セット”と呼ばれていますが中に入っているのは100円白銅貨1枚だけです。
大阪万博記念貨幣セットは僅か7000個しか発売されなかったために希少価値が高く、綺麗な状態であれば現在でも買取価格は最大8000円前後も期待できます。
単体白銅貨に繊維王ケースがつけばこのように価値が大幅に増加するので、ケースを複製した贋作が過去に出回った事もあります。
大阪万博記念硬貨のミントセットについて
大阪万博記念硬貨の「ミントセット」は、「日本万国博覧会記念100円白銅貨」に加えて、当時流通していた通常貨幣の「100円硬貨」「50円硬貨」「10円硬貨」「5円硬貨」「1円硬貨」が各1枚ずつまとめられたセットです。
ビニールパックに密閉された状態で白色の表紙がついており、全部で26000部が販売されました。
こちらも海外向けに販売された品で状態が良ければ額面以上の買取価格が期待できます。
記念硬貨を含めたミントセットは今回が初めての発行で、後々にもミントセットとして発行されるようになります。
1970年開催の大阪万博について
1970年に開催された日本万国博覧会は、大阪で開催されたため通称「大阪万博」とも呼ばれます。”人類の進歩と調和”をテーマとして掲げ、1970年3月14日から9月13日まで開催されました。
当時アメリカに次ぐ経済大国に成長していた日本は、万国博覧会の開催を「国家プロジェクト」として設定し、多くの大手企業や研究者、建築家たちが製作に起用されました。
特に岡本太郎作の「太陽の塔」は有名で、高さは約70mにも及び、大阪万博のシンボルとして広く知られています。
大阪万博は、開催年の1970年にちなんで70か国以上の参加を目標にしていましたが、結果77か国が参加となり、国際博覧会史上初となる黒字達成など大盛況を見せました。
入場者数は延べ6400万人にも及び万博史上でも最高記録を達成しましたが、2010年の上海万博に抜かれ、現在は2位の座に落ち着いています。
特に大阪万博で人気だったものが、アポロ12号が月へ行った際に持ち帰った「月の石」で、アメリカ館には長い行列が出来、万博のテーマをもじって”人類の辛抱と長蛇”とも面白おかしく揶揄された程です。
大阪万博への出展を機に普及したものも沢山あり、例えば大きな駅や空港に整備されている「動く歩道」や「モノレール」「テレビ電話」、あとは「缶コーヒー」や「ファーストフード」などの身近にあるものも、この大阪万博をきっかけに広く普及したのです。
大阪万博は1964年に開催された東京オリンピックと並び、当時の高度成長期の象徴的な出来事として今日に語り継がれています。