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【和同開珎】いくらで売れる?買取相場や見分け方、歴史を解説

和同開珎買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。
和同開珎買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。

和同開珎について買取相場など解説します

このページでは次のような流れで和同開珎について紹介します。

  • 和同開珎の種類と買取相場
  • 和同開珎の買取相場を正確に調べる方法
  • 和同開珎の歴史

当サイトでは和同開珎以外の穴銭についても買取相場などを解説していて、次のページで一覧で紹介しています。

動画にまとめていただきました!

和同開珎の買取相場や歴史について当サイトも参考にした動画を作成いただきましたので紹介させていただきます。

和同開珎の種類と買取相場

和同開珎の種類と買取相場

まず、基本的な和同開珎の情報をみていきましょう

和同開珎の基本情報

和同開珎
鋳造期間:708年~(和銅元年~)
古銭としての買取価値:非常に高い
素材:銅銭or銀銭
【和同開珎】と言えば穴銭の中でも最も有名な銭貨の一つです。表面には「和同開珎」の文字が表記されており、裏面は無紋です。和同開珎の価値は総じて高く、穴銭の中でもトップクラスの買取価格を誇ります。素材や鋳造時期で買取相場は大きく変わり、銀製の「古和同開珎」の買取価格は100万円をこえる売値が期待できるほどです!

和同開珎の種類について

では、和同開珎の詳しい買取相場を解説していきますが、まず重要な点として和同開珎は材質や製作方法、書体などの違いによって価値が大きく変わり、大きく「古和同開珎」「新和同開珎」の2種類に分けることができます。

  • 材質がもろく、製造方法もあまり発達していなかった時代のものを「古和同開珎」と分類。銀銭・銅銭の2種類があります。
  • 材質が固く、書体も均一なものを「新和同開珎」と呼び、通常、和同開珎といえばこの新和同開珎の方を指します。新和同開珎には、銅銭のみしかありません。

買取相場は基本的に古和同の方が高い傾向にありますが、特徴に違いはあっても素人に見分ける事はかなり困難です。

唯一見分ける方法としては「銀銭」は古和同でしか作られていないので、銀銭かどうかを見分ける事ができれば一応見分ける事は可能ですが・・・

そして、和同開珎は「銭文」によって種類がかなり細分化できるのですが、買取相場を正確に見分けるには「銭文」を見分ける事が必須となっています。

時代の古いお金なので、全ての「銭文」を紹介する事は非常に困難なので、当サイトでは「日本貨幣カタログ」で紹介されている種類の和同開珎の「銭文」を紹介した上で買取相場をまとめて紹介したいと思います。

  • 古和同「笹手」 - 銭文の末端が補足、「同」の字の口が降りている
  • 古和同「縮字」 - 「和」の字の部首「禾」の4画目の先端が点に見える
  • 古和同「大字・小字」 - 「和」が縦長で「開」が長大、小字は逆に小さくなっている
  • 古和同銀銭「隷開」 - 「同」の字の口が左に寄り、「開」の字が隷書体かつ素材が銀銭
  • 古和同銅銭「隷開」 - 「同」の字の口が左に寄り、「開」の字が隷書体かつ素材が銅銭
  • 新和同「中字」 - 標準的な基本書体
  • 新和同「短和(降和)」 - 「和」が降り、「珎」の王と「同」の口が大きい
  • 新和同「長珎」 - 「禾」の第二画と三画が降り、「珎」の右側が長い
  • 新和同「小珎」 - 「珎」の右側が左に寄っている
  • 新和同「長禾・長珎」 - 「和」の第5画が長く、「珎」の右側が長い
  • 新和同「三ツ跳」 - 「和」「同」「珎」の3字の末端が跳ね、文字が大きい
  • 新和同「四ツ跳」 - 「和」「同」「開」「珎」字の末端が跳ね、文字が小さい

和同開珎の買取相場リスト

  • 銭文の種類
    買取価格
  • 古和同「笹手」
    買取価格
    500000円~1500000円
  • 古和同「縮字」
    買取価格
    350000円~1000000円
  • 古和同「大字・小字」
    買取価格
    350000円~1000000円
  • 古和同銀銭「隷開」
    買取価格
    350000円~1000000円
  • 古和同銅銭「隷開」
    買取価格
    100000円~200000円
  • 新和同「中字」
    買取価格
    25000円~50000円
  • 新和同「短和」
    買取価格
    30000円~60000円
  • 新和同「長珎」
    買取価格
    150000円~250000円
  • 新和同「小珎」
    買取価格
    30000円~60000円
  • 新和同「長禾・長珎」
    買取価格
    60000円~100000円
  • 新和同「三ツ跳」
    買取価格
    300000円~600000円
  • 新和同「四ツ跳」
    買取価格
    200000円~400000円

和同開珎の買取価格を簡単かつ正確に知る方法

メール査定がおすすめ

上記の和同開珎の買取相場リストはあくまでも目安ですので、正確な買取価格を調べる方法もご紹介します。

それは、古銭買取業者にメール査定を依頼する事です。

和同開珎は写真があればかなり正確な査定が可能ですので、古銭買取業者の問い合わせフォームから写真を添付して送ることで、簡単に買取価値が明らかになります。

実物を見てもらえるメール査定は状態も考慮した古銭の正確な価値を知る為の最善の方法です!

特に、和同開珎は種類と状態の判断も難しいのでメール査定にて正確な査定をしてもらう事をおすすめします。

そして、メール査定であれば買取は簡単に断れますのでご安心ください。

古銭をメール査定してもらう方法やおすすめの古銭買取業者は次も参考にしてください

和同開珎買取におけるおすすめ買取業者を紹介

優秀な古銭買取業者に依頼をするだけで、特に手間をかけずにお手軽かつ安心に和同開珎の高価買取が実現可能です。メール査定にも対応している古銭買取業者なので、穴銭の買取相場を知りたい際にもおすすめな古銭買取業者です!

  • 古銭買取福ちゃん

    福ちゃんの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 8.0 ポイント8
    買取価格(記念硬貨) 7.5 ポイント7_5
    顧客対応(サービス) 8.0 ポイント8
    対応のスピード 7.0 ポイント7
  • バイセル(旧スピード買取.JP)

    バイセルの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 7.0 ポイント7
    買取価格(記念硬貨) 7.0 ポイント7
    顧客対応(サービス) 6.0 ポイント6
    対応のスピード 8.0 ポイント8

和同開珎の歴史

和同開珎の歴史

和同開珎とは708年8月29日(和銅元年8月10日)に、日本で鋳造・発行された銅銭です。「わどうかいほう」あるいは「わどうかいちん」と読み、所説ありますが、日本で初めて流通した貨幣と言われています。

昔々、現在の埼玉県秩父市黒谷で純度の高い自然銅が発見され、朝廷に献上されました。
当時は「熟している」「柔らかい」ことを「和」と表現したため、熟して柔らかく、扱いやすい純銅を「和銅」と呼びました。
和銅が発見されたことを記念して当時の年号が「和銅」となり、その名前をつけた銅銭が作られたと言われており、それが今回紹介する「和同開珎」です。

形状は直径24mmの円形、中央には正方形の穴がうがたれ、表面には上右下左の順に「和同開珎」と文字が鋳込まれていて、これは621年に唐(現在の中国)で発行された開元通宝の形に倣っています。

素材は主に銅なのですが鋳造当初は銀で作られた銭銭も存在し、銀銭の和同開珎は「古和同」と呼ばれ特に高い価値があります。

和同開珎の額面は1文ですが、当時は1文で米が2kg買えたと言われていますので、そこそこの価値のある銅銭ですね。

しかし、当時の日本ではまだまだ物々交換が主な流通手段であったため、和同開珎は、貨幣としては近畿周辺以外ではあまり流通しませんでした。また、自然銅が発見されただけで年号が変わってしまうほどに銅が貴重だったので、和同開珎の流通量自体もそれほど多くなかったという説もあります。

その後、延暦15年(796年)に、4年後をめどに和同開珎の流通を停止する命令が出されましたが、実際に停止できたのは大同2年(807年)のことでした。とは言え、情報の流れがゆっくりだった昔のことですから、和同開珎が完全に流通しなくなったのは大体9世紀半ば頃だとされています。

和同開珎は現代においても、価値が高い穴銭として知られています。日本で初めての流通貨幣であること、そして歴史の授業などで習ってきたことからネームバリューがあり、収集家からも高く評価されているためです。

ですが、和同開珎には様々な手変わりがあり、分類も多いことから、それぞれで価値も細分化されています。

種類については当ページでも特徴を説明していますが、正直見分ける事が難しいので、古銭の買取業者へ写真付きで質問されてみることをおすすめします。

今月のおすすめ業者!

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