古銭買い取り業者徹底比較!

【大世通宝】いくらで売れる?種類別の買取相場や価値、歴史を解説

大世通宝におけるおすすめの買取業者を紹介します。
大世通宝におけるおすすめの買取業者を紹介します。

大世通宝について買取相場など解説します

このページでは次のような流れで大世通宝について紹介します。

  • 大世通宝の種類と買取相場
  • 大世通宝の買取相場を正確に調べる方法
  • 大世通宝の歴史

当サイトでは大世通宝以外の穴銭についても買取相場などを解説していて、次のページで一覧で紹介しています。

動画にまとめていただきました!

大世通宝の買取相場や歴史について当サイトも参考にした動画を作成いただきましたので紹介させていただきます。

大世通宝の種類と買取相場

大世通宝の種類と買取相場

まず、基本的な大世通宝の情報をみていきましょう

大世通宝の価値と買取価格

大世通宝
鋳造期間:1454年頃
古銭としての買取価値:ぼちぼち
素材:銅
大世通宝はかつての琉球王国において発行された穴銭で「琉球三世銭」の一つです。大きさは大体23mm前後、中央には正方形の穴が穿たれており、重さは約4g前後、表面に【大世通寶】と刻印で見分ける事は容易です。大世通宝の由来は、尚泰久が「大世主(おおよのぬし)」と呼ばれたことから、”大世”の文字が選ばれました。

大世通宝の種類について

では、大世通宝の詳しい買取相場を解説していきますが、まず重要な点として同じ大世通宝でも書体などの違いによって、価値や買取相場が変わるという点です。

時代の古いお金なので、全ての「銭文」や種類を紹介する事は非常に困難なので、当サイトでは「日本貨幣カタログ」で紹介されている種類の大世通宝を紹介した上で買取相場をまとめて紹介したいと思います。

  • 大世通宝「通常種」 - 通常種類
大世通宝の特徴

日本貨幣カタログで紹介されている大世通宝の種類は一種類だけなのですが、「大観手」といった別の種類もきちんと存在します。

ちなみに、「大観手」は5万円以上の買取相場が期待できる非常に高額な種類です

こんな感じに、大世通宝には他にも価値の高い種類がありますので、通常種類の買取相場を紹介した後に 素人でも可能な正確に買取価格を調べる方法も紹介します。

大世通宝の買取相場リスト

  • 銭文の種類
    買取価格
  • 大世通宝通常種類
    買取価格
    500円~5000円

大世通宝の買取価格を簡単かつ正確に知る方法

メール査定がおすすめ

上記の大世通宝の買取相場リストはあくまでも目安ですので、正確な買取価格を調べる方法もご紹介します。

それは、古銭買取業者にメール査定を依頼する事です。

大世通宝は写真があればかなり正確な査定が可能ですので、古銭買取業者の問い合わせフォームから写真を添付して送ることで、簡単に買取価値が明らかになります。

実物を見てもらえるメール査定は状態も考慮した古銭の正確な価値を知る為の最善の方法です!

特に、大世通宝は種類と状態の判断も難しいのでメール査定にて正確な査定をしてもらう事をおすすめします。

そして、メール査定であれば買取は簡単に断れますのでご安心ください。

古銭をメール査定してもらう方法やおすすめの古銭買取業者は次も参考にしてください

大世通宝買取におけるおすすめ買取業者を紹介

優秀な古銭買取業者に依頼をするだけで、特に手間をかけずにお手軽かつ安心に大世通宝の高価買取が実現可能です。メール査定にも対応している古銭買取業者なので、穴銭の買取相場を知りたい際にもおすすめな古銭買取業者です!

  • 古銭買取福ちゃん

    福ちゃんの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 8.0 ポイント8
    買取価格(記念硬貨) 7.5 ポイント7_5
    顧客対応(サービス) 8.0 ポイント8
    対応のスピード 7.0 ポイント7
  • バイセル(旧スピード買取.JP)

    バイセルの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 7.0 ポイント7
    買取価格(記念硬貨) 7.0 ポイント7
    顧客対応(サービス) 6.0 ポイント6
    対応のスピード 8.0 ポイント8

大世通宝の歴史

大世通宝の歴史

「大世通宝」とは"たいせいつうほう"と読み、琉球王朝の初代の王の子、尚泰久が発行した貨幣です。

15世紀、琉球王朝は独自の貨幣を鋳造していました。

1400年ごろ、琉球は山北・中山・山南の3国が覇権争いをしており、通称「三山時代」と呼ばれる時代でした。この3国は長年争っていましたが、山南の王朝に属していた尚巴氏が立ち上がり、1406年に中山を、1416年には北山を滅ぼし、1429年には3国の統一を果たしました。それが”琉球王国”の誕生です。

その後1609年、琉球王国は薩摩藩に攻め入られ、薩摩藩への服属を余儀なくされましたが、ある程度の自治は認められている状態でした。

どうしてかというと、当時の中国は日本との貿易を禁止していましたが、唯一、琉球王国だけは”日本ではなく一つの国”だと見なされており、貿易を行うことが出来ていたからです。

攻め入った薩摩藩も、琉球内の政治などに関与する権限などは持っていなかったため、その後もしばらくは”琉球王国”としてあり続けることになります。

今回紹介している穴銭「大世通宝」は、薩摩藩に攻め入られる前に発行されたもので、作られていたのは大体1321年~1395年辺りだとされています。

これまで大世通宝は、琉球独自の貨幣としては最古と考えられていましたが、今は「中山通宝」が琉球最後の貨幣と考えられています。(中山通宝:琉球王国以前の三山時代の中山国の察度王が、1321年ごろから鋳造させたもの)

琉球王国は当時、中国と貿易を行うことが出来た他、朝鮮など東アジア全体の貿易地の中継地点としても機能していました。 その貿易には、中国からもたらされた穴銭が使われていたのですが、貿易の活性化に伴い、だんだんと穴銭が不足していきます。 その不足を補うために発行された琉球王国の貨幣が「大世通宝」です。

大世通宝の作り方ですが、当時日本で流通していた永楽通宝の「永楽」の文字を「大世」と打ち直して作るという方法がとられていたので、「大世」と「通寶」の字体が違います。

ちなみに、琉球王国で発行された「大世通宝」「世高通宝」「金円世宝(金圓世宝)」の3つの穴銭は、合わせて「琉球三世銭」と呼ばれています。

今月のおすすめ業者!

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