古銭買い取り業者徹底比較!

【細倉当百】いくらで売れる?種類別の買取相場や価値、歴史を解説

細倉当百買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。
細倉当百買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。

細倉当百について買取相場など解説します

このページでは次のような流れで細倉当百について紹介します。

  • 細倉当百の種類と買取相場
  • 細倉当百の買取相場を正確に調べる方法
  • 細倉当百の歴史

当サイトでは細倉当百以外の穴銭についても買取相場などを解説していて、次のページで一覧で紹介しています。

動画にまとめていただきました!

細倉当百の買取相場や歴史について当サイトも参考にした動画を作成いただきましたので紹介させていただきます。

細倉当百の種類と買取相場

細倉当百の種類と買取相場

まず、基本的な細倉当百の情報をみていきましょう

細倉当百の価値と買取価格

細倉当百
鋳造期間:1863年~(文久3年~)
古銭としての買取価値:高い
素材:鉛
幕末期の地方貨幣の一種であり鉱山の中での取引の為に鋳造された穴銭です。細倉当百の形は角の丸い正方形で、中央には正方形の穴がうがたれています。表面には右左上下に【細倉當百】と打刻された四角形の穴銭なので判別する事も簡単です。そして最大の特徴はサイズ6.1センチ、量目175グラムという巨大さとなっています。

細倉当百の種類について

穴銭というと、文字や銭貨の違いにより種類が分かれ価値が大きく変わる事があるのですが、細倉当百に関しては特に種類がありません。

時代の古いお金なのでコレクター間での通称があることもありますが、取引事例を確認する限り「大様」や「小字」といった種類は確認できませんでしたので、通常種類の買取相場のみ紹介します。

ただし、状態によっても買取相場は変わりますし、私が把握していない情報がある可能性もありますので、細倉当百の買取相場を紹介した後に素人でも可能な正確に買取価格を調べる方法も紹介します。

細倉当百の買取相場リスト

  • 穴銭の種類
    上品
    中品
    下品
  • 細倉当百
    上品
    17000円~20000円
    中品
    13000円~17000円
    下品
    10000円~13000円

細倉当百の買取価格を簡単かつ正確に知る方法

メール査定がおすすめ

上記の細倉当百の買取相場リストはあくまでも目安ですので、正確な買取価格を調べる方法もご紹介します。

それは、古銭買取業者にメール査定を依頼する事です。

細倉当百は写真があればかなり正確な査定が可能ですので、古銭買取業者の問い合わせフォームから写真を添付して送ることで、簡単に買取価値が明らかになります。

実物を見てもらえるメール査定は状態も考慮した古銭の正確な価値を知る為の最善の方法です!

特に、細倉当百は種類と状態の判断も難しいのでメール査定にて正確な査定をしてもらう事をおすすめします。

そして、メール査定であれば買取は簡単に断れますのでご安心ください。

古銭をメール査定してもらう方法やおすすめの古銭買取業者は次も参考にしてください

細倉当百買取におけるおすすめ買取業者を紹介

優秀な古銭買取業者に依頼をするだけで、特に手間をかけずにお手軽かつ安心に細倉当百の高価買取が実現可能です。メール査定にも対応している古銭買取業者なので、穴銭の買取相場を知りたい際にもおすすめな古銭買取業者です!

  • 古銭買取福ちゃん

    福ちゃんの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 8.0 ポイント8
    買取価格(記念硬貨) 7.5 ポイント7_5
    顧客対応(サービス) 8.0 ポイント8
    対応のスピード 7.0 ポイント7
  • バイセル(旧スピード買取.JP)

    バイセルの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 7.0 ポイント7
    買取価格(記念硬貨) 7.0 ポイント7
    顧客対応(サービス) 6.0 ポイント6
    対応のスピード 8.0 ポイント8

細倉当百の歴史

細倉当百の歴史

細倉当百は、文久3年(1863年)に仙台藩の細倉鉱山(現:宮城県栗原市)の鉱山の中での取引のために発行された、鉛製の大型貨幣です。

その鉱山で働いていた人は、給金として細倉当百を支払われ、鉱山内で用いる日用品を細倉当百で購入することができたのです。

貨幣価値としては、細倉当百一文で百文に相当しました。細倉当百の”当百”とは、「百文に相当する」という意味だったのです。

細倉当百は、鉱山内で使うために作られた穴銭でしたが、実際には鉱山の地元の栗原郡だけではなく、登米郡・磐井郡でも流通していたことが確認されていて、かなり広範囲にわたって流通したことが分かっています。

幕末期、東北地方は冷害や飢饉に苦しむことが度々あったのですが、鉱山が多いので金属資源は多かったことから、藩内だけで通用可能な地方貨幣が数多く作られました。幕府の正式な許可を得た地方貨幣もあったのですが、それは一部の話で、他の多くは密造だったと言われています。

細倉当百の特徴

細倉当百の最大の特徴として、他の穴銭とは類を見ないほどの大型貨幣として知られるほどのサイズ感です。

一般の銅銭、たとえばこの時代に流通していた寛永通宝はサイズが約2.3センチ・量目が3.7~2.6グラムでしたが、細倉当百のサイズは約6.1センチ・量目は168~180グラムもあります。

なんと重量は約50倍と、細倉当百一枚でアイフォン13と同程度の重量があり、貨幣1枚でスマホ1台分と考えるとかなりの重量だということがわかるかと思います。

細倉当百の形は、角の丸い正方形で、中央には正方形の穴がうがたれています。

表面には、右左上下の順に「細倉當百」と刻印されているのですが、一般の銅銭は「上下右左」の順に刻印されることが多いので、文字順序が珍しいです。

裏面には、藤原秀衡の花押を模したとされる「秀」の字が下部に刻印されていますが、奥州藤原氏の栄華と北上山地から産出された金の財力が結び付けられ、鉱山の発展を願って裏面に「秀」と刻印されたとされています。

基本的に価値の高い穴銭ですので、細倉当百が見つかれば丁寧に保管して、もしも不要であれば買取などでの売却を検討するのがおすすめです。

今月のおすすめ業者!

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