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【元和通宝】いくらで売れる?種類別の買取相場や価値、歴史を解説

元和通宝買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。
元和通宝買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。

元和通宝について買取相場など解説します

このページでは次のような流れで元和通宝について紹介します。

  • 元和通宝の種類と買取相場
  • 元和通宝の買取相場を正確に調べる方法
  • 元和通宝の歴史

当サイトでは元和通宝以外の穴銭についても買取相場などを解説していて、次のページで一覧で紹介しています。

動画にまとめていただきました!

元和通宝の買取相場や歴史について当サイトも参考にした動画を作成いただきましたので紹介させていただきます。

元和通宝の種類と買取相場

元和通宝の種類と買取相場

まず、基本的な元和通宝の情報をみていきましょう

元和通宝の価値と買取価格

元和通宝
鋳造期間~通用期間:1617年頃~(元和3年頃~)
古銭としての買取価値:高い
素材:銀、銅
元和通宝は謎が多い穴銭で、鋳造時期も曖昧であり、江戸幕府が作った穴銭か、民間が作った鐚銭かどうかもはっきりしていない穴銭です。銀銭もありますが取引で流通しているのはほぼ銅銭です。直径はおおよそ23.3mm、重さは2.7g位になります。表面には上下右左の順に「元和通寶」と刻印され、裏面の穴の下には「一」の字が刻印されています。

元和通宝の種類について

では、元和通宝の詳しい買取相場を解説していきますが、まず重要な点として同じ元和通宝でも書体などの違いによって、価値や買取相場が変わるという点です。

時代の古いお金なので、全ての「銭文」や種類を紹介する事は非常に困難なので、当サイトでは「日本貨幣カタログ」で紹介されている種類の元和通宝の「銭文」を紹介した上で買取相場をまとめて紹介したいと思います。

  • 元和通宝「小字(銅銭)」 - 銭文が小さい
  • 元和通宝「大字(銅銭)」 - 銭文が大きい
  • 元和通宝「銀銭」 - 素材が銀でできている

元和通宝の種類は主に素材の違いと銭文のサイズで分類されます。

ですが、上記の中でも銀銭に関しては取引事例が全く確認できなかったので買取相場に関しては調べることができませんでした。

また、状態によっても買取相場は大きく変わってきますので、元和通宝の買取相場を一覧で紹介した後に素人でも可能な正確に買取価格を調べる方法も紹介します。

元和通宝の買取相場リスト

  • 銭文の種類
    買取価格
  • 元和通宝「小字」
    買取価格
    20000円~50000円
  • 元和通宝「大字」
    買取価格
    50000円~120000円

元和通宝の買取価格を簡単かつ正確に知る方法

メール査定がおすすめ

上記の元和通宝の買取相場リストはあくまでも目安ですので、正確な買取価格を調べる方法もご紹介します。

それは、古銭買取業者にメール査定を依頼する事です。

元和通宝は写真があればかなり正確な査定が可能ですので、古銭買取業者の問い合わせフォームから写真を添付して送ることで、簡単に買取価値が明らかになります。

実物を見てもらえるメール査定は状態も考慮した古銭の正確な価値を知る為の最善の方法です!

特に、元和通宝は種類と状態の判断も難しいのでメール査定にて正確な査定をしてもらう事をおすすめします。

そして、メール査定であれば買取は簡単に断れますのでご安心ください。

古銭をメール査定してもらう方法やおすすめの古銭買取業者は次も参考にしてください

元和通宝買取におけるおすすめ買取業者を紹介

優秀な古銭買取業者に依頼をするだけで、特に手間をかけずにお手軽かつ安心に元和通宝の高価買取が実現可能です。メール査定にも対応している古銭買取業者なので、穴銭の買取相場を知りたい際にもおすすめな古銭買取業者です!

  • 古銭買取福ちゃん

    福ちゃんの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 8.0 ポイント8
    買取価格(記念硬貨) 7.5 ポイント7_5
    顧客対応(サービス) 8.0 ポイント8
    対応のスピード 7.0 ポイント7
  • バイセル(旧スピード買取.JP)

    バイセルの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 7.0 ポイント7
    買取価格(記念硬貨) 7.0 ポイント7
    顧客対応(サービス) 6.0 ポイント6
    対応のスピード 8.0 ポイント8

元和通宝の歴史

元和通宝の歴史

元和通宝とは、元和元年(1615年)もしくは2年(1616年)頃に鋳造されたといわれていますが、実は元和通宝に関しては正式な鋳造に関する記録が残されていないので、詳細が不明な穴銭です。

なんと、江戸幕府が発行した穴銭であるのか、それとも民間で発行された鐚銭(びたせん)であるのかすら不明なのですが、鋳造地は水戸ではないかという説があります。

元和通宝には、銀銭と銅銭の2種類が確認されており、銅銭は流通用の銭貨として、銀貨は主に祝い事や恩賞用として使われたとされています。また、 銀貨は裏側に漢数字が刻印されているので「番銭」とも呼ばれます。

発行枚数は銀銭も銅銭もそれほど多くなく、銅銭の方は渡来銭と混用して使われていたとされています。

ただし、取引事例から考えると銀銭の方が圧倒的に希少価値が高いので、買取相場も大きな開きがでるでしょう。

元和通宝の銅銭は、鋳造技術から判断するに、慶長通宝(慶長11年鋳造:1606年)よりも優れているので、元和通宝は慶長通宝よりも後に作られたと推測できます。

一方で、元和通宝はあまりにも現存数も少なく、中国銭と共に出土したという記録が無いため、通貨として使われたというよりも試作品として作られたのではないか、あるいは民間人が勝手に鋳造したのではないかとも言われています。

現在発見されている元和通宝は当ページでも紹介したように文字の大きさが異なるものが存在し、それぞれ「大字」「小字」そして「肥字(文字が太い)」などと呼ばれています。

希少性が高い古銭のため、コレクション用の後鋳品や参考品など、 ”本物ではない”元和通宝も数多く存在しています。

なので、本物か偽物か分からない場合は、古銭買取業者などに写真付きメールで質問されてみることをおすすめ致します。

そして、元和通宝は中央に”ほぼ正方形”の穴がうがたれていますが、”ほぼ正方形”というのも、淵は正方形なのですが、うがたれた穴はいびつな円形のような形になっています。

こういったところも、当時は鋳造技術が発達していなかったのかそれとも試作品だからなのかといった想像が膨らみます。



元和通宝は、文字の字体が特徴的で、素朴な手書きの文字を思わせる雰囲気を持っています。そのため、後水尾天皇(在位1611年~1629年)の御宸筆との説もあります。

今月のおすすめ業者!

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