古銭買い取り業者徹底比較!

【秋田鍔銭】いくらで売れる?種類別の買取相場や価値、歴史を解説

秋田鍔銭買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。
秋田鍔銭買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。

秋田鍔銭について買取相場など解説します

このページでは次のような流れで秋田鍔銭について紹介します。

  • 秋田鍔銭の種類と買取相場
  • 秋田鍔銭の買取相場を正確に調べる方法
  • 秋田鍔銭の歴史

当サイトでは秋田鍔銭以外の穴銭についても買取相場などを解説していて、次のページで一覧で紹介しています。

動画にまとめていただきました!

秋田鍔銭の買取相場や歴史について当サイトも参考にした動画を作成いただきましたので紹介させていただきます。

秋田鍔銭の種類と買取相場

秋田鍔銭の種類と買取相場

まず、基本的な秋田鍔銭の情報をみていきましょう

秋田鍔銭の価値と買取価格

秋田鍔銭
鋳造期間:1862年~1867年(文久2年~慶應3年)
古銭としての買取価値:高い
素材:銅銭
秋田鍔銭は刀の鍔を模した形をしていて、全体は丸みを帯びた四角形で中央にうがたれた穴が細長いことが特徴的です。表面には雌雄の鳳凰・もしくはこの地方名産の比内鶏の模様が、裏面には八卦の模様が刻印されています。鍔を模している事から【鍔銭】と呼ばれ、裏面の模様から【八卦銭】とも呼ばれています。

秋田鍔銭の種類について

では、秋田鍔銭の詳しい買取相場を解説していきますが、まず重要な点として同じ秋田鍔銭でも書体などの違いによって、価値や買取相場が変わるという点です。

時代の古いお金なので、全ての「銭文」や種類を紹介する事は非常に困難なので、当サイトでは「日本貨幣カタログ」で紹介されている種類の秋田鍔銭の「銭文」を紹介した上で買取相場をまとめて紹介したいと思います。

  • 秋田鍔銭「長尾」 - 鳳凰の尾が長い
  • 秋田鍔銭「中尾」 - 鳳凰の尾が他二種の間程度
  • 秋田鍔銭「短尾」 - 鳳凰の尾が短い

今回紹介した中では秋田鍔銭の中では「中尾」の価値が一際高いのですが、素人が種類を見分ける事はかなり難しいです。

また、「肥紋」「美制」「百足」といったここでは紹介していない種類も秋田鍔銭があります。

状態によっても買取相場は変わってきますので、秋田鍔銭の買取相場を一覧で紹介した後に素人でも可能な正確に買取価格を調べる方法も紹介します。

秋田鍔銭の買取相場リスト

  • 銭文の種類
    買取価格
  • 秋田鍔銭「長尾」
    買取価格
    2500円~5000円
  • 秋田鍔銭「中尾」
    買取価格
    6000円~12000円
  • 秋田鍔銭「短尾」
    買取価格
    1500円~5000円

秋田鍔銭の買取価格を簡単かつ正確に知る方法

メール査定がおすすめ

上記の秋田鍔銭の買取相場リストはあくまでも目安ですので、正確な買取価格を調べる方法もご紹介します。

それは、古銭買取業者にメール査定を依頼する事です。

秋田鍔銭は写真があればかなり正確な査定が可能ですので、古銭買取業者の問い合わせフォームから写真を添付して送ることで、簡単に買取価値が明らかになります。

実物を見てもらえるメール査定は状態も考慮した古銭の正確な価値を知る為の最善の方法です!

特に、秋田鍔銭は種類と状態の判断も難しいのでメール査定にて正確な査定をしてもらう事をおすすめします。

そして、メール査定であれば買取は簡単に断れますのでご安心ください。

古銭をメール査定してもらう方法やおすすめの古銭買取業者は次も参考にしてください

秋田鍔銭買取におけるおすすめ買取業者を紹介

優秀な古銭買取業者に依頼をするだけで、特に手間をかけずにお手軽かつ安心に秋田鍔銭の高価買取が実現可能です。メール査定にも対応している古銭買取業者なので、穴銭の買取相場を知りたい際にもおすすめな古銭買取業者です!

  • 古銭買取福ちゃん

    福ちゃんの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 8.0 ポイント8
    買取価格(記念硬貨) 7.5 ポイント7_5
    顧客対応(サービス) 8.0 ポイント8
    対応のスピード 7.0 ポイント7
  • バイセル(旧スピード買取.JP)

    バイセルの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 7.0 ポイント7
    買取価格(記念硬貨) 7.0 ポイント7
    顧客対応(サービス) 6.0 ポイント6
    対応のスピード 8.0 ポイント8

秋田鍔銭の歴史

秋田鍔銭の歴史

秋田鍔銭とは”あきたつばせん”と読み、文久3年(1863年)久保田藩主の佐竹義堯の刀の鍔を模して鋳造したといわれる銅銭です。

裏面に八卦の文様が刻印されているものもあり、八卦銭とも呼ばれます。

これまで古銭の製造は幕府の管轄で行っていたのですが、幕末には全国的に貨幣が不足し、事態を収束させるため「地方で独自の貨幣を作っても良い」と定め、申請のあった藩に許可を出し、様々な地方貨幣が生まれました。

今回ご紹介の「秋田鍔銭」もそのひとつで、秋田藩は鉱山資源に恵まれたため、4種類もの銅銭を作ることが出来ました。
ですが、こちらの秋田鍔銭は公式な資料が残っていないので、詳細は不明な点が多い穴銭ですが、天保通宝とも銅質が非常に似ていることから、天保通宝密造の偽装工作だとする説もあります。

当時の幕府が公式に流通させていた銅銭を「天保通宝」というのですが、天保通宝は非常に密鋳の多かった古銭としても知られています。

その理由は、貨幣を1枚鋳造するのにかかるコストが大体5~6文分に対して額面が100文に設定されていましたから、密造すればするほどに大量に儲かったわけです。

そのため、偽造された天保通宝はなんと2億枚近いともされています。

秋田鍔銭の種類や特徴について

秋田鍔銭は刀の鍔を模した形をしています。全体は丸みを帯びた四角形ですが、中央にうがたれた穴が細長いことが特徴的です。(一般の穴銭は、だいたい穴は正方形になっています。)

秋田鍔銭の重さは45~56グラム、縦53ミリ、横48ミリのサイズで、銅特有の赤褐色です。

表面には雌雄の鳳凰・もしくはこの地方名産の比内鶏の模様が刻印されていますが、この鳳凰の尾の長さが微妙に異なっており、その長さによって「長尾」「中尾」「短尾」に分けることが出来ます。

この中では「長尾」が最も多いとされており、鳳凰の尾が周囲の円のふちどりに触れるほどに長いのが特徴です。

更に、他にもヤスリで仕上げた「肥紋」、表面を滑らかに仕上げた「美制」、ムカデを髣髴する「百足」と呼ばれるものもあります。

明らかに尾が長い「長尾」だと見分ける事はまだ可能なのですが、「中尾」「短尾」となると見分ける事は困難になってきます。

そのため秋田鍔銭を買取してもらう前は、一度査定段階で鑑定をしてもらうか、あるいは古銭買取業者で写真付きメールで質問されてみることををおすすめします。

今月のおすすめ業者!

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