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【天正通宝】いくらで売れる?種類別の買取相場や価値、歴史を解説

天正通宝買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。
天正通宝買取におけるおすすめの買取業者を紹介します。

天正通宝について買取相場など解説します

このページでは次のような流れで天正通宝について紹介します。

  • 天正通宝の種類と買取相場
  • 天正通宝の買取相場を正確に調べる方法
  • 天正通宝の歴史

当サイトでは天正通宝以外の穴銭についても買取相場などを解説していて、次のページで一覧で紹介しています。

動画にまとめていただきました!

天正通宝の買取相場や歴史について当サイトも参考にした動画を作成いただきましたので紹介させていただきます。

天正通宝の種類と買取相場

天正通宝の種類と買取相場

まず、基本的な天正通宝の情報をみていきましょう

天正通宝の価値と買取価格

天正通宝
鋳造期間~通用期間:1587年~(天正15年~)
古銭としての買取価値:非常に高い
素材:金、銀
天正通宝とは安土桃山時代に作られていた円形の穴銭で、中央に正方形の穴がうがたれています。表面には上下右左の順で「天正通寶」と刻印があり、裏面は淵がもりあがっているだけで文字などの刻印は見られません。金銭と銀銭が鋳造されたといわれていますが、金銭はここ10年で取引事例が一切確認できないほど希少性が高い穴銭です。

天正通宝の種類について

では、天正通宝の詳しい買取相場を解説していきますが、まず重要な点として同じ天正通宝でも書体などの違いによって、価値や買取相場が変わるという点です。

時代の古いお金なので、全ての「銭文」や種類を紹介する事は非常に困難なので、当サイトでは「日本貨幣カタログ」で紹介されている種類の天正通宝の「銭文」を紹介した上で買取相場をまとめて紹介したいと思います。

  • 天正通宝「大字(銀銭)」 - 銭文が大きい
  • 天正通宝「小字(銀銭)」 - 銭文が小さい

天正通宝の種類についてですが、文字が大きいか小さいかで種類を見分けることができます。

ほかにも金銭が鋳造されていたとは伝えられているのですが金銭は希少価値が非常に高く、10年さかのぼっても取引事例が一切確認できませんでした。

日本貨幣カタログにも金銭に関しての価値情報は記載されていなかったので、残念ながら当サイトでは天正通宝の買取相場で紹介できるのは銀銭の二種類のみとなります。

ただし、他にも種類があり、天正通宝の状態によっても買取相場は変わってきますので、天正通宝の買取相場を一覧で紹介した後に素人でも可能な正確に買取価格を調べる方法も紹介します。

天正通宝の買取相場リスト

  • 銭文の種類
    買取価格
  • 天正通宝「大字」
    買取価格
    50000円~120000円
  • 天正通宝「小字」
    買取価格
    20000円~60000円

天正通宝の買取価格を簡単かつ正確に知る方法

メール査定がおすすめ

上記の天正通宝の買取相場リストはあくまでも目安ですので、正確な買取価格を調べる方法もご紹介します。

それは、古銭買取業者にメール査定を依頼する事です。

天正通宝は写真があればかなり正確な査定が可能ですので、古銭買取業者の問い合わせフォームから写真を添付して送ることで、簡単に買取価値が明らかになります。

実物を見てもらえるメール査定は状態も考慮した古銭の正確な価値を知る為の最善の方法です!

特に、天正通宝は種類と状態の判断も難しいのでメール査定にて正確な査定をしてもらう事をおすすめします。

そして、メール査定であれば買取は簡単に断れますのでご安心ください。

古銭をメール査定してもらう方法やおすすめの古銭買取業者は次も参考にしてください

天正通宝買取におけるおすすめ買取業者を紹介

優秀な古銭買取業者に依頼をするだけで、特に手間をかけずにお手軽かつ安心に天正通宝の高価買取が実現可能です。メール査定にも対応している古銭買取業者なので、穴銭の買取相場を知りたい際にもおすすめな古銭買取業者です!

  • 古銭買取福ちゃん

    福ちゃんの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 8.0 ポイント8
    買取価格(記念硬貨) 7.5 ポイント7_5
    顧客対応(サービス) 8.0 ポイント8
    対応のスピード 7.0 ポイント7
  • バイセル(旧スピード買取.JP)

    バイセルの古銭買取データ早見表
    買取価格(古銭) 7.0 ポイント7
    買取価格(記念硬貨) 7.0 ポイント7
    顧客対応(サービス) 6.0 ポイント6
    対応のスピード 8.0 ポイント8

天正通宝の歴史

天正通宝の歴史

天正通宝とは、豊臣秀吉によって発行された貨幣で、鋳造は1587年開始です。実は「皇朝十二銭(708年~963年)」以来、久しぶりに日本で正式に鋳造された貨幣となっています。

とはいえ、創鋳は1587年からスタートしましたが豊臣家が滅亡した大阪の陣が1615年ですので、鋳造期間自体は短いものでした。

そして、天正通宝の特徴として「お金」としての目的ではなく、豊臣秀吉が恩賞目的で鋳造された穴銭で、恩賞用ということから素材は金のものと銀のものがあります。

「恩賞用」がどういうことかというと戦で武勲を挙げた者などに褒美として与える目的ということで、似たような目的の古銭として「大判」が挙げられます。

一方で、天正通宝は流通用として鋳造されたという諸説もあり、流通用として「銅銭」も鋳造されていたという諸説まであります。

ただし、金銭と銀銭に関しては現存を確認できていますが、銅銭に関しては現存を確認できておらず、流通用という目的も含めてその詳細はわかっていません。

製造は、天正通宝より前に明(みん・今の中国)から輸入して使用していた「永楽通宝」を倣ったものとされています。 形状もはそっくりで、銭文が「永楽」が「天正」に変わっただけに見えるので納得ですね。

天正通宝の製造方法について

天正通宝の製造方法は「鋳造」であり、「打製」とは特徴が異なります。

  • 鋳造:金属を高温にして液体化したものを、鋳型に流し込む製法です。「す(金属内に残る気泡)」が入っているかどうかで判断できるそうです。
  • 打製:金属を叩いて、希望通りの形に変える製法です。文字やエッジが鋭くなり、「す」は叩き潰されるので残っていません。

当時、同時期に日本で鋳造が開始された永楽通宝の金銭・銀銭には打製で製造された種類もありますが、天正通宝は鋳造のみで製造されています。

天正通宝の製造方法を研究した方の説によると、すが多く入り厚みもあることから、「安土桃山時代の日本ではまだ鋳造技術が成熟していなかったのでは?」ということでした。すが多く入ると貨幣がもろくなってしまうそうです。

今月のおすすめ業者!

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